本日の献立/5月31日(月)

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献立名 ・ホイコウロー(回鍋肉)
    ・きゅうりのピリ辛あえ
    ・中華スープ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 780kcal、たんぱく質 27.3g、脂質 24.6g

☆回鍋肉(ホイコーロー)☆
 回鍋肉は、中国の四川省が発祥の料理です。「回鍋(ホイコウ)」は、調理した食材をいったん鍋からおろし、再度鍋に戻して調理することを意味しており、また中国で「肉(ロー)」は一般的に豚肉をあらわしています。四川省では古くから伝わるお祭りで土地の神にゆでた豚肉のかたまりをお供えし、お祭りが終わった後にその肉を食べていたそうです。しかし、冷めたままの肉ではおいしくないことから、薄切りにして、唐辛子やにんにくの芽とともに炒めて食べるようになり、これが回鍋肉の起源となったようです。
 一般にこの料理をつくるときは、豚肉を炒めこれをいったん鍋からおろし、野菜は油通し、または炒めておいて、にんにく、しょうがなどの香味野菜を炒めて香りを出したところに肉と野菜をもどし、タレを加えてさっと混ぜ合わせます。今日の給食では、豚ばら肉をいったんゆでておいて、キャベツやピーマンと一緒に炒めてテンメンジャン、砂糖、塩、こい口しょうゆを合わせたタレで味つけしています。

本日の献立/5月28日(金)

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献立名 ・ちくわの磯辺揚げ
    ・厚揚げと里芋の煮もの
    ・あっさりキャベツ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 820kcal、たんぱく質 28.7g、脂質 20.3g

☆ちくわ(竹輪)☆
 チクワは竹や木、金属などの棒や管に、魚のすり身を巻き付け、あぶり焼きにしたものです。チクワの起源は弥生時代から平安時代にかけてとされ、はっきりしていませんが、神功皇后(じんぐうこうごう/生没年未詳、170〜269年との説あり)とされる人物が三韓渡航(さんかんとこう)の途中で、九州生田の杜(もり)で、魚肉を鉾(ほこ)に塗って食べたという伝説があるそうです。そして、焼いた様子が蒲(がま)の穂に似ていることからこれを「蒲鉾(かまぼこ)」と呼んでいました。しかし、室町時代あたりから板にすり身をつけたものが作られはじめ、これと区別するために、棒を抜いた形が竹に似ていることから「竹輪蒲鉾(ちくわかまぼこ)」となり、板付きのものはそのままカマボコの名で呼ばれました。そして、いつのまにか本来のカマボコの名が省略され、単に「竹輪(ちくわ)」と呼ぶようになりました。
 全国各地で名産品としても作られ、豊橋ちくわ(愛知)、野焼き(島根)、豆腐ちくわ(鳥取)、豆ちくわ(岡山)、竹つきちくわ(徳島)などがあります。一般に中央部に焼き色が付き、両端が白いものをよく見かけますが、これは、1873年(天保8)に愛知県でつくられた「豊橋ちくわ」を原型として広まったようです。
 今日の給食では、天ぷらの衣に青のりを加えて風味をつけ、「磯辺揚げ」にしています。

本日の献立/5月27日(木)

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献立名 ・鰹のガーリックマヨネーズ焼き
    ・グリーンアスパラガスのソテー
    ・ベーコンと野菜のスープ
    ・コッペパン、りんごジャム、牛乳
栄養価 エネルギー 786kcal、たんぱく質 35.7g、脂質 23.0g

☆かつお(鰹)☆
 カツオはサバ科に属し、世界各地の暖海域に広く分布し、広範囲に回遊する魚で、全長は1mくらいになります。日本ではマグロとは分けて考えられますが、英語では「tuna(ツナ)」とされ、同類として扱われています。
 日本近海では、北海道以南の太平洋側、九州の西側海域などに出現し、日本海側へはあまり入らないようです。6〜8月に南方の海域で産卵し、春になると黒潮にのってイカやイワシなどを追って北上し、夏に北海道沖にまで来遊し、充分な餌を食べ、秋になると南下します。主な漁場は、三陸沖、伊豆・小笠原海域、九州南西方面で、春から秋にかけて漁獲されます。春獲りのものは、エサを追って北上する4〜6月が旬とされ、とくに北上し始めの時期のものは「初ガツオ」として珍重されています。また、秋獲りのものは、7〜8月ごろ、三陸沖で南下を始めたものを「戻りガツオ」と呼び、最もおいしいといわれます。
 肉は、たんぱく質を多く含み、とくに血合肉の部分には鉄分やタウリン、ビタミンD、B群が多く含まれています。そして、脂質にはエイコサペンタエン酸(EPA)、眼窩(がんか/眼のくぼみ部分)には、ドコサヘキサエン酸(DHA)が多く含まれ、中性脂肪を減らして血の流れを良くし、動脈硬化などの病気を予防する効果が期待されます。
 今日の給食では、にんにくと塩、こしょう、マヨネーズで味つけして焼いています。

本日の献立/5月26日(水)

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献立名 ・かやくご飯(きざみのり)
    ・みそ汁
    ・抹茶ういろう
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 701kcal、たんぱく質 28.3g、脂質 12.8g

☆抹茶☆
 抹茶は、原料となる「碾茶(てんちゃ)」を粉末にしたもので、ビタミンや食物繊維が豊富に含まれ、飲用とされるほか、和菓子や洋菓子、料理の材料などとしてよく使われています。
 碾茶というのは、チャノキの葉を摘む20〜30日前に寒冷紗(かんれいしゃ)という布やよしずなどの覆いをかぶせて、強い日光を当てないようにして栽培したものです。この方法を被覆栽培と呼び、強い日光を遮ることで旨味が生まれ、また、被覆期間の違いにより、1週間から10日程度で「かぶせ茶」、20日程度で「玉露」というように異なった種類のお茶になるそうです。
 今日の給食では、白いんげんのペースト、上新粉、砂糖、水、と混ぜ合わせて、スチームコンベクションオーブンで蒸し、手づくりの「ういろう(外郎)」にしています。

本日の献立/5月25日(火)

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献立名 ・牛肉と大豆のカレーライス
    ・焼きミニハンバーグ
    ・レタスとコーンのサラダ
    ・ヨーグルト
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 923kcal、たんぱく質 33.7g、脂質 24.2g

☆レタス☆
 レタスは、キク科の植物で、地中海沿岸から西アジアが原産といわれ、紀元前6世紀ごろのペルシアで栽培が始まったと考えられています。日本へは700年代のものと思われる木簡や書物に記述がみられることから奈良時代には中国から伝わっていたものと考えられています。
和名でチシャ(萵苣)といわれるのは、ヘタの部分を切ると白い乳液が出ることから「乳草(ちさ)」からチシャになったようです。学名でも「Lactuca sativa」といわれこの「Lac」は乳を表す言葉です。
 レタスにはいろいろな種類があり、一般的によく出回るのは、玉レタス(玉チシャ)で、ぱりぱりした食感のものは、クリスプヘッド型といわれ、サラダ菜のようにしっとりとした歯触りのものはバターヘッド型といいます。また、サニーレタスのように結球しないリーフレタス(葉チシャ)、茎の部分を食べるステムレタス(茎チシャ)などがあります。
 今日の給食では、クリスプヘッド型のものをコーンと合わせてドレッシングであえています。ただし、ゆでて使用しますので、パリパリ感はなくなります。
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