本日の献立/5月2日(木)・豆腐とわかめのスープ ・きゅうりの甘酢づけ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 702kcal、たんぱく質 30.4g、脂質 19.1g ☆牛肉(ぎゅうにく)☆ 牛肉の味や栄養素の含まれる割合は、品種や部位によってかなり違いがあります。豚肉や鶏肉と比べると赤い色が強いですが、これはミオグロビンという色素たんぱく質の含有量が多いことによるもので、豚肉と比べるとおよそ8倍にもなります。このミオグロビンには、鉄分がヘム鉄という形で含まれており、野菜などに含まれる鉄分と比べて吸収されやすい形になっています。さらに造血のビタミンともいわれるビタミンB12も多く含まれるので、貧血などの予防効果が期待されます。また、脂肪の分解を促進しエネルギーに変える働きをもつカルニチンという成分も含まれています。肉を食べると太りやすいと考える人も多いですが、実は食肉の中にも脂肪燃焼を促進する成分も含まれています。そのほか、抗がん作用や体脂肪を減らす効果があるといわれるリノール酸や、LDLコレステロールを減少させ動脈硬化の予防や血圧を下げる働きがあるといわれるオレイン酸なども含んでいます。もちろん筋肉など体の様々な部分をつくる良質のたんぱく質も多く含んでいます。ただし、だからといって牛肉ばかりに偏るのは、栄養全体のバランスをくずすことになるので良いとは言えませんが、野菜など他の食品とうまく組み合わせることで、健康維持のためにとても役立つ食品の1つになると思います。 今日の給食では、プルコギとして使用しています。 ※食育つうしん(2024年5月)を配布文書のコーナーに掲載しました。 こちらからどうぞ⇒「食育つうしん(2024年5月)」 本日の献立/5月1日(水)・変わりピザ ・ミックスフルーツ(缶) ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 803kcal、たんぱく質 36.5g、脂質 24.2g ☆ピザソース☆ ピザソースは、その言葉の通りピザを調理するときに使用するソースです。これといった決まりはありませんが、一般的にはトマトソースをベースにして、玉ねぎなどの野菜やにんにく、香辛料などを使用して、チーズや具材に合うように調整します。今ではピザの種類も多くなり、トマトソースをベースにしたもの以外にも、バジルソース、ホワイトソース、照り焼きソースなど様々な味のものがあります。 今日の給食では、トマトソースをベースにしてつくられた製品を使用して、「変わりピザ」のソースとして使用しています。 本日の献立/4月30日(火)・豚肉と野菜の煮もの ・きゅうりの赤じそあえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 834kcal、たんぱく質 37.8g、脂質 22.0g ☆じゃがいも☆ ジャガイモは、植物としては、ナスの仲間になりますが、果実ではなく、地中の茎に栄養がたまってできる「塊茎(かいけい)」という部分を食用とします。日本へは慶長年間(1596〜1615年)に、オランダ船によって、ジャガタラ(現在のインドネシア、ジャカルタ)から長崎へと伝えられたことが、ジャガイモの名の由来になったようです。また、「馬鈴薯(ばれいしょ)」とも呼ばれ、こちらの方は、小野蘭山(1729〜1810年)という学者が、中国でいう馬鈴薯(現在のホドイモ)と勘違いしたためと考えられています。しかし、1912年になって、中国でもジャガイモを馬鈴薯と呼ぶようになったそうです。馬鈴薯の名は、馬の首につける鈴の形に似ていることが由来となっています。 日本では明治時代になって、本格的な栽培が始まり、現在では主要な作物として年中出回るようになりましたが、もっともおいしいのは4〜7月ごろとされています。 主成分はデンプンですが、ビタミンCも豊富で、ミカンと同程度含まれています。また、ジャガイモのビタミンCは、でんぷんに包まれているため、加熱や保存によっても壊れにくいことが特徴となっています。 今日の給食では、豚肉、こんにゃく、たまねぎ、にんじん、しいたけ、枝豆などとともに和風の煮ものとして使用しています。 本日の献立/4月26日(金)・すまし汁 ・ちまき ・牛乳 栄養価 エネルギー 742kcal、たんぱく質 27.3g、脂質 13.2g ☆こどもの日の行事献立☆ 5月5日の「こどもの日」は昭和23年に制定された「国民の祝日」の一つで「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」として位置づけられました。「端午の節句」と同一の日付であるため、混同されていますが、検討時には「ひな祭り」と合わせて5月3日にする案もあったそうです。しかし、5月3日は「憲法記念日」としたため、5日になったようで、本来、「こどもの日」と「端午の節句」は別物ということになります。(詳しく内閣府ホームページ⇒内閣府の政策⇒国の基盤を支える制度等⇒制度⇒国民の祝日⇒こどもの日をご覧ください。) とはいうものの、一般的には、「五月人形」「こいのぼり」「ちまき」「柏餅」などがこの日の行事の習慣としてとらえられているため、少し早いですが、給食でも「ちまき」を「こどもの日の行事献立」として取り入れています。 端午の節句に「ちまき」を食べる風習は、もともと中国から伝わったもので、中国が「楚」であった時代の政治家であり詩人でもあった屈原(くつげん)という人物が、紀元前278年5月5日に汨羅江(べきらこう)という河川で命を落としたことから、その供養として、葉で包んだもち米を投げ入れたのがはじまりといわれています。 本日の献立/4月25日(木)・キャベツのピクルス ・おさつチップス ・コッペパン、ブルーベリージャム、牛乳 栄養価 エネルギー 792kcal、たんぱく質 33.1g、脂質 22.7g ☆ブルーベリージャム☆ 「ブルーベリー(blueberry)」は、北アメリカ大陸が原産とされるツツジ科の果樹またはその果実のことで、果実の色が青紫色をしていることからこの名がついたようです。ストロベリー、ラズベリー、クランベリーなど「ベリー(berry)」の名がつく果物はいろいろとありますが、それぞれ同種の植物というわけではなく、一般的には、小さくて多肉で多汁のどちらかというと食用の果実をあらわしています。 ブルーベリーの主産国は、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどで、日本でも1951年ごろから導入され、現在では関東地方を中心に栽培されています。 生でそのまま食べるほか、ジャムやピューレなどの加工品もよく利用されています。 今日の給食では、カナダ産のブルーベリーを加工したジャムをコッペパンに添えています。 |
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