本日の献立/10月2日(月)

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献立名 ・牛肉のきんぴらちらし
    ・キャベツの赤じそあえ
    ・みそ汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 750kcal、たんぱく質27.5g、脂質 18.6g

☆しそ(紫蘇)☆
 原産地は中国、ヒマラヤ、ミャンマーのあたりで、日本へは5000年以上前に渡来していたとみられ、新潟で2500年前のものとされる土器からその種子が出土しています。栽培の歴史も古く、平安時代以前と考えられており、「本草和名(ほんぞうわみょう/918年)」や「※倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう/931〜938年)」などの書物に、イヌエ、ヌカエ、ノラエなどの名で薬用、漬物などに利用していた記述があります。(※「倭」は「和」、「抄」は「鈔」と表記されることもあり一定していません。)
 しその名の由来は諸説ありますが、後漢の末期に洛陽の青年がカニの食中毒により命を落としそうになり、「紫(むらさき)の薬草」を煎じて飲ませると「蘇った(よみがえった)」という伝説があるようです。
 現在食用として栽培されているものは赤じそと青じそに大別されますが、もともとは赤じそで青じそはその変種となります。赤紫蘇は梅干しやしょうがの色付けなどに使用され、青紫蘇は大葉とも呼ばれ、野菜としてよく使用されます。
 今日の給食では、赤紫蘇を味付けして乾燥させたものを使っています。

本日の献立/9月30日(月)

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献立名 ・豚肉のカレー風味焼き
    ・スープ煮
    ・サワーキャベツ
    ・レーズンパン、牛乳
栄養価 エネルギー 777kcal、たんぱく質36.1g、脂質 21.7g

☆香辛料☆
 香辛料というのは、植物の一部そのものや、その乾燥品、あるいはその中に含まれる有効成分によって、食品や料理に特有の香り、辛味、色などを与え、味を良くしたり、食欲を増進させたりするものです。
 インドでは、紀元前3000年ごろから黒こしょうなどの香辛料が使われていたと考えられています。日本では、古事記や正倉院に残される目録などに香辛料と思われる名が記載されていますが、その多くは漢方薬の材料となり、薬品として利用されることが多かったようです。現在でも料理の上で「薬味(やくみ)」、「加薬(かやく)」などの言葉が使われるのは、その名残と考えられます。
 大阪市の学校給食では、一味唐辛子、オールスパイス、ガーリック、カレー粉、こしょう、さんしょう、シナモン、タイム、バジル、ローレルなどを香辛料として使用しています。
 今日の給食では、カレー粉、こしょう、ローレルを使用しています。

本日の献立/9月25日(水)

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献立名 ・他人丼(※鶏卵の個別対応献立)
    ・とうがんのみそ汁
    ・金時豆の煮もの
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 794kcal、たんぱく質30.9g、脂質 19.3g

☆金時豆(きんときまめ)☆
 金時豆は、中南米原産とされるインゲン豆の代表的な種類で、北海道で栽培されるインゲン豆のうち、およそ7割を占めています。その中でも圧倒的な生産量を占めているのが「大正金時」という品種です。これは、昭和の初期に北海道の十勝地方にある幕別村(まくべつむら/現在の幕別町)で早生・大粒の1株が発見され、これが「大正村」で多く栽培されたことからこの名がつきました。金時の名は「坂田金時(さかたのきんとき)」に由来するもので、坂田金時が赤っぽい顔をしていたということから、金時芋、金時にんじんなど赤い色をしたものによくつけられます。また、赤紫色が鮮やかなことから「赤いんげん豆」とも呼ばれています。
 インゲン豆には、蔓(つる)のあるものとないものがありますが、大正金時は蔓なしで、その種子は大きく、2cm近くあります。また、その後の品種改良で、さらに大粒の「北海金時」、「福勝(ふくまさり)」、「福良金時」、「福寿金時」などの品種がつくられるようになりました。
 金時豆は、形や味ともに優れており、煮豆だけでなく、洋風の煮込み料理や甘納豆にも使われます。栄養面では、他のインゲン豆と同じく、カルシウム、鉄などのミネラル成分や、食物繊維など、現在の食生活で不足しがちな栄養素をたっぷり含んでいます。
 今日の給食では、製品になってたものではなく、硬い豆の状態から本校で調理し、砂糖、しょうゆを使用して昔ながらの煮ものにしています。

本日の献立/9月24日(火)

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献立名 ・大豆入りキーマカレーライス(米粉)
    ・グリーンサラダ(ノンエッグドレッシング)
    ・白桃(カット缶詰)
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 805kcal、たんぱく質27.1g、脂質 19.7g

☆缶詰について☆
 フランス革命後、ナポレオンが軍隊を率いて遠征を行なっていたころ、兵士の食糧は、塩蔵、燻製、酢漬けなどが中心で、味も悪く、腐敗も多かったそうです。そこで、ナポレオンは軍隊用の食糧を公募したところ、1804年ニコラ・アペールが瓶詰にして長期保存できる技術を発明しました。その後1810年にイギリスのピーター・デュランドがブリキ缶による貯蔵法を開発し、チン・キャニスター(Tin Canister)と名付けられました。それがキャン(Can)となり、日本では缶(かん)と呼ばれるようになりました。
 果物の詰め製品としては、イギリスのアンダー・ウッドが瓶詰の製造法を習得し、1821年にアメリカで瓶詰を製造したのが最初で、日本ではアメリカから帰国した柳沢佐吉が内務省勧業寮内藤新宿試験所で、1875年(明治8)に桃の缶詰を作ったのが最初です。近年では、黄桃缶詰の生産が多くなっていますが、当初は白桃の缶詰が主流でした。
 今日の給食では、白桃を食べやすく小さめにカットした缶詰を使用しています。

本日の献立/9月20日(金)

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献立名 ・鶏肉とてぼ豆のスープ煮
    ・じゃがいもとトマトのチーズ焼き
    ・ぶどう(巨峰)
    ・おさつパン、牛乳
栄養価 エネルギー 779kcal、たんぱく質33.7g、脂質 20.1g

☆チーズ☆
 日本で流通しているチーズには主にナチュラルチーズとプロセスチーズがあります。ナチュラルチーズは古い歴史を持つ乳製品で、古代ローマ帝国では、すでにチーズとチーズ製造に関する知識が輸出入されていたようです。そして、ヨーロッパを中心とする世界各地に地方特有のチーズができたため、その種類はたいへん多くあります。プロセスチーズの製造につながったのは、19世紀末のことで、当時、ヨーロッパでチーズを輸出するため、加熱殺菌により保存性を高めるという試みが行われました。そして、1911年、スイス人により、チーズにクエン酸ナトリウムを添加して加熱すると、冷却後も加熱前とほぼ同じ固さで、均一な組織のチーズができることが発見されました。そして、これをプロセスチーズと名付けました。
 一方、日本に乳製品の製造が伝えられたのは、538年の仏教伝来のころといわれ、「政治要略(1002年)」のなかに、700年(文武4)に「蘇」を作ったという記事があり、チーズのようなものがつくられたことが知られています。しかし、これは貴族の薬品として用いられるためのもので、一般には普及しませんでした。その後、航空機の発達と東京オリンピックがチーズの普及に大きく貢献したといわれ、日本人のチーズの年間消費量は、第二次世界大戦後、数百倍にもなっているようです。
 チーズは、牛乳を原料としてつくられた場合、エネルギー、たんぱく質、カルシウムなどは、牛乳の6倍近くにもなり、ひじょうに栄養価の高い食品ではありますが、塩分も添加されていますので、食べすぎには注意が必要です。
 今日の給食では、じゃがいも、ベーコン、トマトを合わせた上に細切りチーズをのせてオーブンで焼いています。

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