本日の献立/12月10日(火)

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献立名 ・カレーうどん
    ・はくさいの甘酢あえ
    ・みかん
    ・コッペパン、いちごジャム、牛乳
栄養価 エネルギー 900kcal、たんぱく質34.2g、脂質 27.4g

☆うどん☆
 うどんは、小麦粉に塩水を加えてこねたものを麺にした日本で生まれた食品です。その発祥には諸説があり明確ではありませんが、奈良時代に中国から伝わった「混沌(こんとん)」というお菓子ではないかといわれています。混沌は小麦粉の皮で餡(あん)を包んだ団子(だんご)またはワンタンのようなもので、これを温かい汁に入れるようになり、「温飩(おんとん)」となり、これが「うんとん」となり、「うどん」に変化していったといわれています。そして、室町時代になって、現在のような麺としてのうどんになったと考えられています。その後、庶民の間にもひろまり、江戸時代に入って、しょうゆで味付けしただしにうどんを入れるようになったそうです。
 そして、各地、各店でいろいろな工夫を凝らされる中、1904(明治37)年ごろ、東京、早稲田のあるお店でカレーうどんが生まれたとされています。様々な作り方がありますが、今日の給食では、昆布とけずりぶしでとっただしに、牛肉、うすあげ、野菜を加えて、カレールウの素などで味つけしたカレー汁にうどんを加えています。

本日の献立/12月9日(月)

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献立名 ・さばのみぞれかけ
    ・小松菜の煮びたし
    ・みそ汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 806kcal、たんぱく質34.3g、脂質 22.7g

☆みぞれかけ☆
 みぞれ(霙)というのは、地上の気温が0〜5度くらいの時、雪が空中で溶けかかり、雨と雪が混じった状態で降るものです。
 すりおろした大根が、水を含んだ雪のようで、空から降るみぞれを連想させることから、大根おろしを使った料理に「みぞれ」という言葉をつかうことがあり、「みぞれかけ」「みぞれ煮」「みぞれ鍋」などの料理があります。
 今日の給食では、サバの切り身を塩焼きにして、大根おろしにみりん、しょうゆ、ゆず果汁で味つけして煮たものをかけ、「さばのみぞれかけ」としています。

本日の献立/12月6日(金)

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献立名 ・いわしのしょうが煮
    ・うすくず汁
    ・高野豆腐の卵とじ
    ・焼きのり
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 744kcal、たんぱく質32.9g、脂質 15.8g

☆いわし(鰯)☆
 イワシ類と呼ばれている魚はマイワシ(真鰯)、カタクチイワシ(片口鰯)、ウルメイワシ(潤目鰯)の3つの仲間に大きく分かれています。日本で最も多く出回っているのは、マイワシで、日本各地の沿岸、樺太、東シナ海に分布し、大きくなると25cm程度にまでなり、体側の上部に7個の黒い斑点が並んでいることから「ななつぼし」とも呼ばれています。冬から春にかけて産卵し、幼魚期までは浅海で育ち、成魚になると群れを成し、餌を求めて日本の近海を南北に回遊します。
 今日の給食では、小さめのものに千切りのしょうが、細切りの昆布とともに砂糖、酢、しょうゆ、料理酒で味つけして煮ものにしています。
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本日の献立/12月5日(木)

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☆プリン☆
 日本で一般にいうプリンは、鶏卵、牛乳、砂糖などを材料としてつくられた甘い洋菓子で、これはプディングという料理がもとになっており、カスタードプディングと呼ばれます。プディング(pudding)はイギリスの料理で、小麦粉、卵、肉、牛乳、果物などの材料を混ぜて、砂糖、塩、香辛料などで味つけし、蒸したり焼いたりして固めた料理です。その発祥は大航海時代最中の16世紀のことで、食料の補給が困難な船の中で、材料を無駄にしないために考え出された料理です。カスタードプディングができたのは、18〜19世紀のフランスといわれ、フランス語ではクレーム・ランヴェルセ(Crème renverse)と呼ばれているそうです。ランヴェルセは、ひっくり返すというような意味で、出来上ったものを皿にひっくり返して盛り付けるところから名づけられたようです。
 日本に伝わったのは、江戸時代後半から明治時代の初期といわれ、1872年の書物では「ポッディング」の名で紹介されていましたが、いつの間にか「プリン」と呼ばれるようになったようです。
 今日の給食では、製品やインスタントではなく、給食室の中で鶏卵、牛乳、クリーム砂糖を合わせて蒸し焼きにした手作りのデザートとして提供しています。もちろんカラメルソースについても手作りです。

本日の献立/12月4日(水)

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献立名 ・鶏肉の甘辛焼き
    ・だいこんの煮もの
    ・みそ汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 734kcal、たんぱく質32.6g、脂質 15.2g

☆だいこん(大根)☆
 ダイコンは、アブラナ科の野菜で、かなり古くから栽培されていたようで、4500年以上前に建てられたとみられるピラミッドにもその記述が残されているそうです。日本でも「日本書紀(720年)」などにも記載があり、古くから栽培されてきたとともに、「春の七草」のひとつである「すずしろ(蘿蔔、清白)」としても親しまれてきました。
 旬については、作型が季節によって、秋ダイコン、冬ダイコン、春ダイコン、夏ダイコンに分けられて栽培されているため特定しにくいですが、中でも辛味の少ない11月〜3月に収穫されるものが好まれ、冬の野菜の代表格となっています。
 ダイコンの白い根の部分には、消化酵素が多く含まれ、胃腸の調子を整え、消化吸収を促す効果があります。ただし、加熱するとその効果は弱くなるので、だいこんおろしなどにして食べるととても効果的です。葉の方は、除いて販売されることがほとんどなので、食べることは少なくなりましたが、緑黄色野菜としてカロテンやビタミンC、カルシウムなども豊富に含んでいます。
 12月の給食では、今日の「だいこんの煮もの」のほか「鯖のみぞれかけ」「冬野菜のカレーライス」「うすくず汁」などに使用しています。

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