本日の献立/7月14日(火)

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献立名 ・さけのつけ焼き
    ・とうがんの煮もの
    ・みそ汁
    ・焼きのり
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 752kcal、たんぱく質 35.5g、脂質 15.0g

☆冬瓜(とうがん)☆
 冬瓜は、東南アジアやインドなどが原産の野菜で、ウリの仲間です。日本へは、古くから渡来し、「本草和名(ほんぞうわみょう/918年)」にも記載され、平安時代には栽培がはじまっていたようです。昔は、「加毛宇利(かもうり)」と呼ばれ、夏の野菜ではありますが、貯蔵性が高く、切らずに置いておくと冬でも食べることができるという意味から、「冬瓜(とうがん)」と呼ばれるようになりました。たいへん大きな野菜で、日本産の大きいものでは、10kg近くにもなります。およそ95%が水分で、栄養価は高い方ではなく、低エネルギーではありますが、カリウムを多く含むので、余分な塩分を排出して血圧を正常に保つ働きや、腎臓での老廃物の排泄をうながし、むくみを解消する働きもあります。中国では、皮や種子に、利尿作用や解毒作用があるとして、生薬としても利用されてきたようです。また、生のしぼり汁を飲むと、のぼせや発熱、食あたりなどにも効果があるとされています。味はとても淡白で、くせがなく、煮ものや汁ものなどによく使われています。
 今日の給食では、鶏肉を加えてあっさりとした煮ものとして使用しています。

※明日(7/15)より7/17(金)まで期末テストのため、給食はありません。

本日の献立/7月13日(月)

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献立名 ・ポークトマトスパゲッティ
    ・グリーンアスパラガスのサラダ
    ・発酵乳
    ・黒糖パン(1/2)、牛乳
栄養価 エネルギー 698kcal、たんぱく質 28.3g、脂質 20.1g

☆トマトに含まれる成分☆
 トマトにはいろいろな有効成分が含まれていることが知られており、よく話題になっています。
 まず、皮の部分に多い赤い色素にはリコペンが含まれており、これには活性酸素を除去し「がんや老化を予防する働き」があると言われています。また、ビタミンCやカロテンを含んでいることにより皮膚や、のど、鼻の粘膜を丈夫にし「体の抵抗力を高める働き」があるといわれます。そのほか、食物繊維のペクチンにより「体内の有害物質を排出し、便秘や生活習慣病を予防する働き」、さらにカリウムを含むことにより「高血圧の予防」など、とても体に良い食品としてよくとりあげられています。
 しかしながら、これだけ食べていればいいということでなく、これらの機能を生かすためには、やはり食事全体の栄養バランスが必要であるということも知っておいていただきたいと思います。
 今日の「ポークトマトスパゲッティ」では生のトマトを使用して調理することでさわやかな風合いを出しています。

7/10(金)の献立

☆7/10(金)は担当者不在のため、当日の掲載ができませんでした。たいへん遅くなりましたが、下記のとおり文面のみ掲載させていただきますので、ご了承ください。
 「本日の献立」については、給食終了後に再度掲載させていただきます。

7月10日(金)
献立名 ・豚肉の香味揚げ
    ・すまし汁
    ・あっさりきゅうり
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 796kcal、たんぱく質 30.2g、脂質 22.3g

☆あっさりきゅうり☆
 「あっさりきゅうり」と呼んでいるのは、きゅうりをスチームコンベクションオーブンで蒸すか、またはゆでたものに塩をふった料理です。家庭では、塩もみにしてあっさり食べることもあると思いますが、学校給食では食品衛生面から加熱することが必要であるため、このような調理を行っています。

本日の献立/7月 9日(木)

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献立名 ・かぼちゃのミートグラタン
    ・スープ
    ・すいか
    ・黒糖パン、牛乳
栄養価 エネルギー 722kcal、たんぱく質 31.5g、脂質 18.4g

☆すいか(西瓜)☆
 すいかは、90%以上が水分であり、カリウムなどのミネラル成分や、カロテンなども含まれ、夏の水分補給に適した食品であると考えられます。
 すいかを選ぶ際は、色つやがよく、ずっしりと重いものがよいとされ、果頂部(つると反対側の薄茶色の部分)が5円玉程度の大きさのものが、食べごろといわれています。
ところで、すいかウリ科の仲間になり、「くだものなのか?野菜なのか?」というようなお話がよくあるように思います。野菜の定義は、園芸学においては、「草本性(そうほんせい)の一年生植物」とされ、これでいうと、スイカ、メロン、イチゴなどは野菜に分類され、農林水産省の野菜出荷統計においても野菜として扱われています。一方、厚生労働省の国民栄養調査など、栄養学や摂取量等に関する統計では、メロン、スイカ、イチゴは、甘さやその食べ方などから、「果実類」として扱われています。したがって、これらを扱う立場によって分類の仕方が異なり、簡単に考えると、「作物」として扱った場合は「野菜」、「食品」として扱った場合は「くだもの」というように考えるといいのではないかと思います。

※食育つうしん(7月号)を掲載しました。→食育つうしん(2020年7月)

本日の献立/7月 8日(水)

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献立名 ・ゴーヤチャンプルー
    ・厚揚げのしょうがじょうゆかけ
    ・すまし汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 739kcal、たんぱく質 32.1g、脂質 19.2g

☆にがうり☆
 ニガウリは、熱帯アジアの原産で、アジアや中国では古くから栽培され、日本へは、江戸時代に中国から伝わりました。その名の通り、にがいウリで、正式名は果物の茘枝(れいし→ライチ)に似て表面に凹凸が多いことから、ツルレイシ(蔓茘枝)と名づけられました。地方によってもいろいろな呼び名があり、沖縄ではゴーヤ、宮古島ではゴーラ、鹿児島ではニガゴリなどと呼ばれています。ちなみに英語ではBitter melon(ビター・メロン)となるそうです。
 独特の苦みはモモルデシンという成分によるもので、胃液の分泌を促進して食欲を増進する効果や血糖値を下げる効果があるといわれています。その他ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなども豊富に含まれます。ニガウリのビタミンCは調理をしても壊れにくく、たんぱく質と組み合わせると、効率よく吸収することができます。沖縄では、チャンプルなどで、豆腐や卵などと一緒に料理しますが、とても健康的な食べ方と言えます。
 今日の給食では、豚肉、もやしとともに炒めて、かつおぶしを添え「ゴーヤチャンプルー」としています。

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