本日の献立/2月2日(火)

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献立名 ・関東煮
    ・甘酢あえ
    ・白花豆の煮もの
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 765kcal、たんぱく質 30.4g、脂質 16.3g

☆白花豆(しろはなまめ)☆
 白花豆は、ベニバナインゲン(紅花隠元)の仲間で、種類が多いインゲン豆の中の一種です。中央・南アメリカの高地が原産とされ、新大陸の発見以降16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全域に広がりました。日本へは徳川時代の末期に伝わりましたが、きれいな花を咲かせるので、当時は観賞用とされていたようです。食用としての栽培は、明治時代になってからで、主産地となっている北海道では1914年(大正3)ごろから始まりました。そして、赤い花に混在する白い花の品種を意識的に選別して、花も実も白いことから「白花豆」として栽培が広がりました。一方、赤い花の豆は、赤紫に黒斑があり、こちらは「紫花豆」として呼び分けられています。どちらも大粒で品質も良く、煮豆や菓子の材料に利用され、特に白花豆は大粒甘納豆の原料として好まれています。
 栄養の面では、低脂肪、高たんぱく質で、食物繊維は際立って多く、また、カルシウムや鉄も多く含んでおり、とても健康的で栄養価の高い食品です。
 今日の給食では、砂糖、塩、うす口しょうゆの味付けで、スチームコンベクションオーブンを使用して煮含めています。

本日の献立/2月 1日(月)

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献立名 ・鰯のしょうがじょうゆかけ
    ・含め煮
    ・いり大豆
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 746kcal、たんぱく質 32.2g、脂質 14.2g

☆節分(せつぶん)☆
 今年の「節分」は、2月2日となります。通常、2月3日となっていますが、暦のずれを補正するためにこのような年があります。前回は、1987年だったので、124年ぶりとなっています。
 節分は本来、季節の変わり目を意味するもので、「立春(りっしゅん)」、「立夏(りっか)」、「立秋(りっしゅう)」、「立冬(りっとう)」の前日のことを言います。したがって、1年間に4回あり、季節の変わり目には「鬼」すなわち「邪気(じゃき)」が生じると考えられ、それを払う行事が行われてきたようです。とくに立春の前日には、豆まきだけでなく、鰯(いわし)の頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺して戸口に立てるなどの習慣が昔からあり、それが続けられてきました。ここで「邪気」というのは、災難や病気などをあらわすもので、そういったことを追い払い、家族の健康や幸福を願うということになります。
 鰯を使う習慣については、「土佐日記(935年ごろ)」によると、平安時代ではボラを使っていたようですが、これがいつの間にかイワシに変化していったようです。そして、イワシを焼くにおいと、ヒイラギのとげが鬼の目を刺すといったことから魔除けにつながっているようです。
 今日は、さらに一日早いですが、物資調達の都合により、平野区では、今日の給食を行事献立として、鰯を使った献立と、いり大豆を取り入れています。

本日の献立/1月29日(金)

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☆水菜(みずな)☆
 ミズナは、日本原産とされるアブラナ科の野菜で、京都で古くから栽培されている京野菜の1つです。山城国(現在の京都府南部)の地誌である雍州府志(ようしゅうふし/1682年)には「水菜」の名で記載がありますが、それ以前からすでに栽培が行なわれていたようで、人糞などを使わず、畑に流水を引き入れて栽培したことから、この名がついたようです。関西以外では、「京菜(きょうな)」の名で呼ばれることが多いです。よく似た野菜の壬生菜(みぶな)は、京都の壬生で寛政年間(1789〜1801年)のころに、葉に切れ込みのない変種として見つかりました。
カロテンとビタミンCが豊富で、冬場のカゼ予防にぴったりです。そのほかカルシウムや鉄、カリウムなどのミネラル成分や食物繊維も多く、栄養バランスのとれた緑黄色野菜です。
 冬が旬で、鍋もの、サラダ、あえもの、漬物などいろいろな料理に使われ、大阪では水菜の歯ざわりを生かした「はりはり鍋」が有名です。
 今日の給食では、豚肉とともに、だし汁、砂糖、薄口しょうゆで味つけして煮、「煮びたし」として使用しています。

本日の献立/1月28日(木)

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献立名 ・牛肉と金時豆のカレーライス(近江牛)
    ・ごぼうサラダ(マヨネーズ)
    ・パインアップル(輪切り缶)
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 921kcal、たんぱく質 28.5g、脂質 26.8g

☆大阪府国産農林水産物学校給食提供事業について☆
 新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、需要の減少や輸出の停滞により、在庫が増加し、深刻な状況となっている和牛肉及び国産水産物を学校給食へ提供するため、「大阪府国産農林水産物学校給食提供事業」が創設されました。
 大阪市でもこの事業を活用した食材を提供することとなり、今年度の1月から3月の一部の献立で「近江牛」と「泉だこ」を使用することになりました。
 近江牛は、本日の「牛肉と金時豆のカレーライス」、2月9日の「すき焼き煮」、3月9日の「カレーシチュー」で使用します。泉だこは2月8日「泉だこのやわらか煮」で使用します。
 今日の近江牛は、神戸、松坂と並ぶ三大和牛の一つといわれ、滋賀県東部を中心に、県内の幅広い地域が生産拠点になっています。口の中で脂が溶けやすく、あっさりとして柔らかい食感が特徴といわれています。

本日の献立/1月27日(水)

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献立名 ・豚肉と野菜のケチャップ煮
    ・カリフラワーのピクルス
    ・桃のクラフティ
    ・コッペパン、バター(キューブ)、牛乳
栄養価 エネルギー 878kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 30.7g

☆カリフラワー(花椰菜/はなやさい)☆
 カリフラワーは、キャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科で、花蕾球(からいきゅう)といわれる花の蕾(つぼみ)を食べる野菜です。原産地は地中海の東部とされています。ブロッコリーとよく似ていて、混同されることがありますが、もともと18世紀ごろまでは、同一のもので、19世紀になって改良され、今のようなカリフラワーになったそうです。日本では明治時代の初めに「花椰菜(はなやさい)」という名前で栽培が始まりましたが、当時はあまり広まらず、第二次大戦後の食生活の変化とともに利用が高まってきました。
 今では、年中出荷されていますが、旬は11〜3月ごろで、この時期には味や品質も良くなり、出荷量も多くなります。よく見かけるのは白い色のものですが、紫色や黄緑色、黄色の品種もあります。
 栄養面では、ビタミンC・B6、葉酸などが含まれ、中でもビタミンCは野菜の中でもトップクラスで、キャベツの約2倍です。ビタミンCは、ウイルス等に対する抵抗力を高める働きがありますので、冬場の感染予防への効果が期待されます。
 今日の給食では、コーンと合わせて、砂糖、塩、ワインビネガーで味つけし、ピクルスとして提供しています。
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