本日の献立/3月16日(火)

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献立名 ・鮭のクリームスパゲッティ
    ・カリフラワーとコーンのサラダ
    ・豆こんぶ
    ・黒糖パン(1/2)、牛乳
栄養価 エネルギー 769kcal、たんぱく質 32.6g、脂質 26.9g

☆スパゲッティ☆
 スパゲッティはマカロニなどとともに「パスタ」といわれる麺類の一種で、その歴史についてははっきりとはわかっていませんが、古代ローマで、小麦やキビなどの穀物を粗挽きにしてお粥のように煮込んだ「プルス」という食べ物が元祖になっているのではないかと考えられています。その後、中世に入り、パスタを生のままスープに入れたり、ゆでたパスタにソースを和えたりするようになったと考えられ、13〜14世紀ごろには、イタリアの一般家庭にも普及するようになったようです。そして、15世紀になって棒状の乾燥パスタがつくられるようになり、16世紀に生地を押し出す圧力機が考案され、機械を利用した製造が始まりました。
 日本では、幕末に横浜の外国人居留地にもちこまれたのが最初といわれますが、本格的な製造は、1955年(昭和30)にイタリアから全自動式のパスタ製造機が輸入されてからのようです。
 パスタの原料は、一般的にデュラム小麦を粗挽きにした「デュラム・セモリナ」が使用され、これに水を加えてこね、高圧で押し出して切断し、乾燥させます。この時の形状によって300種類以上ものパスタがあり、日本ではそのうち数十種類がつくられ、JAS(日本農林規格)では、直径1.2mm〜2.5mmの棒状のものをスパゲッティと呼んでいます。
 今日の給食では、クリームスパゲッティとして使用しています。

本日の献立/3月15日(月)

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献立名 ・チキンカレーライス
    ・ビーンズサラダ
    ・ミニフィッシュ
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 778kcal、たんぱく質 29.4g、脂質 15.9g

☆酢(す)☆
 酢は酒と並ぶ最古の調味料と考えられ、紀元前5000年ごろのメソポタミア南部にあったバビロニア(現在のイラク辺り)の古文書に、デーツ(ナツメヤシ)や干しブドウを利用して酢をつくっていたという記録が残っているそうです。日本に酢が伝わったのは、酒造りの技術と前後する4〜5世紀ごろに中国から伝わったとされています。
 現在、日本でよく利用されるのは米から作る米酢で、「延喜式(927年)」に記録があり、平安時代にはつくられていたようです。この頃はまだ卓上調味料として使われていたようですが、鎌倉から室町時代になると料理の味つけにも使われるようになりました。そして江戸時代になると酒粕を利用して酢をつくる方法も考えられ、庶民にも広まり「にぎりずし」などの料理もできたそうです。
 酢をつくるには、米酢の場合は、まずその前身となる酒を造り、そこに種酢を加えて表面に食酢菌膜を植え、酢酸発酵させます。これを熟成させて酸味をまろやかにした後、ろ過、殺菌をして仕上げます。このとき使用した酒の原料によって、米酢、りんご酢、ワインビネガーなど異なる種類の酢になります。
 今日の給食では、米酢と砂糖、塩、こしょう、薄口しょうゆ、綿実油を合わせてドレッシングをつくり、蒸した金時豆とキャベツにかけて「ビーンズサラダ」にしています。

本日の献立/3月10日(水)

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献立名 ・豚肉と野菜の炒めもの
    ・すまし汁
    ・きな粉よもぎだんご(きな粉)
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 765kcal、たんぱく質 29.6g、脂質 15.1g

☆よもぎ(蓬)☆
 よもぎは、日本各地で自生するキク科の植物で、3〜5月ごろの若い新芽を食用として利用します。餅や団子に混ぜて使用されるほか、天ぷら、ソースなどにも使用されます。また、止血、鎮痛などの薬効があり古くから民間薬としても利用され、更に葉の裏の綿毛はお灸に使う艾(もぐさ)になります。草をもちに入れて食べる風習は、疫病除けとして中国から平安時代に伝わったようで、当時は母子草(ハハコグサ)を使用していましたが、いつの間にかよもぎに変わりました。よもぎは古代エジプトやローマ、中世ヨーロッパでも魔除けの儀式などに利用されており、その薬効は広く世界に知られていたようです。
 今日の給食では、薄味のたれをからめたよもぎ団子に、きな粉をかけて食べるようにしています。

※明日(3/11)は、卒業式準備のため全校給食中止となります。
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本日の献立/3月9日(火)

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献立名 ・フライドチキン
    ・カレーシチュー(近江牛)
    ・ピクルス
    ・フルーツゼリー
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 1026kcal、たんぱく質 37.8g、脂質 39.5g

☆ご卒業おめでとうございます!☆
 今日は、本校の3年生にとっては、最後の給食となります。
 これまでの給食のメニュー中で、群を抜いて人気の高いのは、「から揚げ」と「カレーライス」です。そこで今日はこれらを組み合わせたようなメニューとなっています。残念ながら給食物資の都合上、ご飯でなくパンの給食となってしまったため、カレーライスの方は、シチューとなってしまいましたが、こんな融通の利かない学校給食であっても皆さんの思い出のひとつになれば、たいへんうれしく思います。これからも、食生活での栄養バランスを整え、健康的な毎日を送ってください。

※明日(3/10)は、公立高校入試のため3年生のみ給食中止となります。

本日の献立/3月8日(月)

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献立名 ・豚肉のコチジャン炒め
    ・もやしのナムル
    ・トック
    ・アーモンドフィッシュ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 775kcal、たんぱく質 29.3g、脂質 16.8g

☆コチジャン☆
 コチジャンは、韓国・朝鮮の代表的な発酵調味料です。コチ(コチュ)はトウガラシ、ジャン(醤)はみそをあらわすので、「トウガラシみそ」とも呼ばれます。トウガラシが朝鮮に伝わった17世紀ごろから作られていたようです。
 いろいろな作り方があるそうですが、一般的には、うるち米の粉をこねてゆでたものに、大豆のみそ玉の粉、トウガラシ粉、塩などをかき混ぜ、麦芽を加えて加熱し、発酵・熟成させます。塩味、うま味、甘味、発酵により得られる酸味など、複雑な味とコクに加えて、トウガラシの辛味成分や発酵による香りなどにより、調味料と香辛料を合わせた働きを持っています。野菜や肉の生食、焼肉、あえもの、煮もの、鍋もの、ビビンバや冷麺の薬味など幅広く料理に使用されています。
 今日の給食では、豚肉と大根をにんにく、砂糖、しょうゆ、コチジャンで味つけした炒めものにしています。
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