本日の献立/6月16日(水)

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献立名 ・和風カレー丼
    ・もずくとオクラのとろり汁
    ・ヨーグルト
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 835kcal、たんぱく質 36.3g、脂質 20.1g

☆もずく(水雲、海蘊 、藻付、海雲)☆
 モズクは、熱帯から温帯の浅い海に分布する糸状の海藻で、日本沿岸では冬から春にかけて、潮下帯の岩礁などに生息しています。ホンダワラなどの褐藻類に着生することから藻(も)に着くという意味で「モズク」の名がついたそうです。本来はイトモズク、ホンモズクなどとも呼ばれるモズク科の海藻ですが、岩に直接付着するナガマツモ科に属するオキナワモズク(フトモズク)やイシモズクなどもモズクとして扱われ、養殖も盛んにおこなわれており、食用として流通するものの9割以上がこちらの方となっています。
 日本では古くから全国各地で食用とされており、沖縄では三杯酢で食べられていたことから、酢のりという意味から「スヌイ」とも呼ばれています。今では不足しがちな食物繊維やミネラル成分を多く含む健康食品として使用されることも多くなっています。また、そのほとんどが沖縄で生産されているため、沖縄料理としてもよく使用されています。
 今日の給食では、鶏肉、もやし、えのきたけ、オクラとともにすまし仕立ての汁物にしています。もずくとオクラのとろみでとろりとした風合いに仕上がります。

本日の献立/6月15日(火)

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献立名 ・豚肉のごまみそ焼き
    ・すまし汁
    ・海苔の佃煮
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 728kcal、たんぱく質 32.0g、脂質 17.0g

☆佃煮(つくだに)☆
 佃煮は、日本の代表的な保存食品で、おもに小型の魚介類、海藻類を原材料として、砂糖、みりん、しょうゆなどを加えて煮詰めたものです。原料に含まれる水分と調味液が入れ替わることで、細菌などの繁殖が抑えられ、長期保存が可能になります。東京の佃島が有名であるため、その土地のものと思われがちですが、もともとは大阪が発祥の地とされています。
 天正10年6月2日(1582年6月21日)、「本能寺の変」を知った徳川家康は、わずかな手勢とともに大阪の堺にいましたが、自分たちにも危険が及ぶことを察知し、すぐに岡崎(現在の愛知県岡崎市)に帰ろうとしました。しかし、京都は明智勢、奈良街道は筒井勢に押えられ、陸路はふさがれた状態だったため、海路脱出を図り、神崎川を渡ろうとしましたが、船がなく、足どめを食らいました。そこで側近として仕えていた伊賀忍者の服部半蔵は機転を利かせ、近くにある佃村(現在の西淀川区佃)の庄屋・森孫右衛門をはじめとする漁師たちに応援を求めたところ、漁師たちは快く引き受け、家康たちを紀伊半島へと送り届けてくれました。さらに、家康たちは、帰るまでの道中食として保存のきく、小魚を味つけして煮詰めたものを漁師たちからもらいうけました。無事帰り着いた家康は、その後、天下を治めましたが、佃村の漁師たちへの信頼は言うまでもなく、森孫右衛門と漁師たちを御肴役(おさかなやく)として呼び寄せました。そして、三代将軍家光のとき、漁師たちに生活の地を与え、そこが江戸佃島と呼ばれるようになりました。漁師たちは、獲った魚を江戸幕府に献上しながら、江戸市民に売るとともに、雑魚の醤油炊きをつくりはじめました。これが、諸国の大名や庶民にも広まり、「佃煮」として全国に広まりました。
 このようなことから、佃煮は、本能寺の変がもたらした食品といえるかもしれません。
 今日の給食では、かつお節、しいたけ、きざみのりをしょうゆ、みりん、砂糖、だし汁で煮詰めて佃煮にしています。

本日の献立/6月14日(月)

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献立名 ・スパゲッティミートソース
    ・きゅうりのピクルス
    ・発酵乳
    ・黒糖パン(1/2)、牛乳
栄養価 エネルギー 766kcal、たんぱく質 32.5g、脂質 22.4g

☆きゅうり(胡瓜)☆
 キュウリは瓜の仲間の野菜です。原産地はインドのヒマラヤ山脈で、3000年前には栽培されていたようです。日本へは平安時代に中国南部より、イボの黒い品種が伝わりました。その後、江戸時代になって中国北部より、現在の主流であるイボの白い品種が伝わり、本格的な栽培が始まり、食用として定着しました。キュウリと呼ばれるようになったのは、実が熟すと黄色くなるため「黄瓜(きうり)」と呼ばれていたことが語源となったようです。
 現在では年中出回っていますが、夏が旬の野菜で、おいしいのは6〜9月ごろです。
 成分は約95%が水分で、栄養価は高い方ではありませんが、利尿作用やむくみ、だるさの解消に効果のあるカリウムや、ビタミンCなどが程よく含まれています。そのほかビタミンA・Kや、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル類も少量ですが、バランスよく含んでおり、生のまま食べると夏場の水分補給としてもおすすめの食品です。
 今日の給食では、スチームコンベクションオーブンで蒸したきゅうりを砂糖、塩、ワインビネガー、薄口しょうゆを合わせた調味液につけこみ、ピクルスにしています。

本日の献立/6月11日(金)

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献立名 ・かやくご飯(※混合調理済)
    ・鰯天ぷら
    ・豚肉と三度豆の炒めもの
    ・五目汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 885kcal、たんぱく質 29.2g、脂質 30.0g

※本年度より、年6回程度炊飯業者において調理された「かやくごはん」「菜飯」などが導入されることになりました。

☆よく噛んで食べましょう☆
 食事の時によく噛むことは、健康を保つため、おもに下のような8つの効果があると考えられ、これらの頭文字をとって「卑弥呼の歯がいーぜ」という標語であらわされています。
どうして卑弥呼かというと、古代食の復元調査したところ、弥生時代は現代人の6倍以上も噛んでいただろうということが推測され、そのため古代人は歯並びがよく、歯周病もほとんどなかったと考えられています。
 健康的な生活を送るため、よく噛んで食べる習慣をつけましょう。
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本日の献立/6月10日(木)

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献立名 ・和風焼きそば(かつおぶし)
    ・オクラの甘酢あえ
    ・オレンジ
    ・黒糖パン(1/2)、牛乳
栄養価 エネルギー 672kcal、たんぱく質 31.9g、脂質 18.8g

☆オレンジ☆
 一般にオレンジというと、柑橘類の分類ではスイートオレンジのことをさし、日本でよく出回っているのは、バレンシアオレンジとネーブルオレンジです。スイートオレンジはインド東北部が原産とされ、中国から中近東、そして十字軍の遠征(11〜13世紀)以降に地中海地域にも伝わりました。その後16世紀になってポルトガル人が中国から再び持ち帰ったものがもとになり、地中海地域での品種が育成され、19世紀以降、新大陸(南北アメリカ)へ持ち込まれ、大産業へと発展しました。
 バレンシアオレンジは、1870年代にイギリスからカリフォルニア、フロリダに伝わり、カリフォルニアを訪れたスペイン人がバレンシア地方のオレンジに似ているといったことがこの名の由来となったそうです。
 ネーブルオレンジは、19世紀の初めにブラジルで発生した品種で、カリフォルニアの気候に合い、大きな産業へと発展しました。日本へも1889年に伝わり、各地で栽培されるようになりました。ネーブルオレンジは、二重果(にじゅうか)といって、果実の中にさらに果実ができるもので、その部分の表皮がへそのようになり、英語でへそをあらわす「navel(ネーブル)」がその名の由来となりました。
 どちらも、ビタミンCやクエン酸なども多く含むことから風邪予防や疲労回復などの効果が期待されます。
 今日の給食では、アメリカ産のバレンシアオレンジを使用しています。
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