本日の献立/6月14日(月)

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献立名 ・スパゲッティミートソース
    ・きゅうりのピクルス
    ・発酵乳
    ・黒糖パン(1/2)、牛乳
栄養価 エネルギー 766kcal、たんぱく質 32.5g、脂質 22.4g

☆きゅうり(胡瓜)☆
 キュウリは瓜の仲間の野菜です。原産地はインドのヒマラヤ山脈で、3000年前には栽培されていたようです。日本へは平安時代に中国南部より、イボの黒い品種が伝わりました。その後、江戸時代になって中国北部より、現在の主流であるイボの白い品種が伝わり、本格的な栽培が始まり、食用として定着しました。キュウリと呼ばれるようになったのは、実が熟すと黄色くなるため「黄瓜(きうり)」と呼ばれていたことが語源となったようです。
 現在では年中出回っていますが、夏が旬の野菜で、おいしいのは6〜9月ごろです。
 成分は約95%が水分で、栄養価は高い方ではありませんが、利尿作用やむくみ、だるさの解消に効果のあるカリウムや、ビタミンCなどが程よく含まれています。そのほかビタミンA・Kや、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル類も少量ですが、バランスよく含んでおり、生のまま食べると夏場の水分補給としてもおすすめの食品です。
 今日の給食では、スチームコンベクションオーブンで蒸したきゅうりを砂糖、塩、ワインビネガー、薄口しょうゆを合わせた調味液につけこみ、ピクルスにしています。

本日の献立/6月11日(金)

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献立名 ・かやくご飯(※混合調理済)
    ・鰯天ぷら
    ・豚肉と三度豆の炒めもの
    ・五目汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 885kcal、たんぱく質 29.2g、脂質 30.0g

※本年度より、年6回程度炊飯業者において調理された「かやくごはん」「菜飯」などが導入されることになりました。

☆よく噛んで食べましょう☆
 食事の時によく噛むことは、健康を保つため、おもに下のような8つの効果があると考えられ、これらの頭文字をとって「卑弥呼の歯がいーぜ」という標語であらわされています。
どうして卑弥呼かというと、古代食の復元調査したところ、弥生時代は現代人の6倍以上も噛んでいただろうということが推測され、そのため古代人は歯並びがよく、歯周病もほとんどなかったと考えられています。
 健康的な生活を送るため、よく噛んで食べる習慣をつけましょう。
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本日の献立/6月10日(木)

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献立名 ・和風焼きそば(かつおぶし)
    ・オクラの甘酢あえ
    ・オレンジ
    ・黒糖パン(1/2)、牛乳
栄養価 エネルギー 672kcal、たんぱく質 31.9g、脂質 18.8g

☆オレンジ☆
 一般にオレンジというと、柑橘類の分類ではスイートオレンジのことをさし、日本でよく出回っているのは、バレンシアオレンジとネーブルオレンジです。スイートオレンジはインド東北部が原産とされ、中国から中近東、そして十字軍の遠征(11〜13世紀)以降に地中海地域にも伝わりました。その後16世紀になってポルトガル人が中国から再び持ち帰ったものがもとになり、地中海地域での品種が育成され、19世紀以降、新大陸(南北アメリカ)へ持ち込まれ、大産業へと発展しました。
 バレンシアオレンジは、1870年代にイギリスからカリフォルニア、フロリダに伝わり、カリフォルニアを訪れたスペイン人がバレンシア地方のオレンジに似ているといったことがこの名の由来となったそうです。
 ネーブルオレンジは、19世紀の初めにブラジルで発生した品種で、カリフォルニアの気候に合い、大きな産業へと発展しました。日本へも1889年に伝わり、各地で栽培されるようになりました。ネーブルオレンジは、二重果(にじゅうか)といって、果実の中にさらに果実ができるもので、その部分の表皮がへそのようになり、英語でへそをあらわす「navel(ネーブル)」がその名の由来となりました。
 どちらも、ビタミンCやクエン酸なども多く含むことから風邪予防や疲労回復などの効果が期待されます。
 今日の給食では、アメリカ産のバレンシアオレンジを使用しています。

本日の献立/6月9日(水)

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献立名 ・チンジャオニューロウスー
    ・枝豆
    ・ハムと野菜の中華スープ
    ・ミニフィッシュ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 744kcal、たんぱく質 31.7g、脂質 18.7g

☆チンジャオニューロウスー(青椒牛肉絲)☆
 チンジャオニューロウスーというのは、中国の料理です。「チンジャオ(青椒)」は辛味のない緑色の唐辛子で、今で言うとピーマンやししとうなどになり、「ニューロウ(牛肉)」は漢字の通り牛肉、「スー(絲)」は細切りのことを示します。このことから、ピーマンと牛肉を細切りにして炒めた料理となります。
 もともとは、福建省の料理といわれ、豚肉を使用するのが一般的で、この場合「チンジャオロウスー(青椒肉絲)」となります。中国では「肉」と書いた場合は豚肉の肉を示すようで、他の肉を使った場合は、その種類がわかるように書くことが多いそうです。日本では、牛肉を使っていても「青椒肉絲」と表記することも多いです。
 今日の給食では、ピーマンと牛肉のほかにたけのこを使用し、しょうがで風味をつけ、砂糖、しょうゆ、オイスターソースで味つけし、でん粉でとろみをつけています。

本日の献立/6月8日(火)

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献立名 ・豚挽き肉とにらのそぼろ丼
    ・キャベツの赤紫蘇あえ
    ・みそ汁
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 750kcal、たんぱく質 29.2g、脂質 15.9g

☆にら(韮)☆
 ニラは中国西部が原産とされ、日本、インドなど東部アジアに広く分布しており、中国では古くから野菜として利用されています。日本でもまだ野菜の種類が豊富ではなかった昔から、栽培しやすく栄養のある野菜とされていたようで、「成形図説(1801〜1804年ごろ)」には「加美良(かみら)」、「古美良(こみら)」などの名前で記載があり、「本朝食鑑(ほんちょうしょっかん/1697年)」には効能や食べ方、「菜譜(さいふ/1714年)」には栽培法が記されています。昭和30〜40年代には健康野菜としての消費が急増し、近年には軟化栽培した「黄ニラ」や、つぼみのついた「花ニラ」なども栽培されるようになりました。
 特有の強い香りは、ニンニクなどと同様にアリシンなどの硫化アリルによるもので、ビタミンB1の吸収や糖分の分解を促進させます。そのほかカロテン、ビタミンB2・C、カルシウム、カリウムなどを豊富に含み、栄養価の高い緑黄色野菜です。
 今日の給食では、「そぼろ丼」の具として使用しています。また、この献立は、一昨年度の献立コンクールで、本校が出品し、最優秀賞となった献立で、たいへん好評であったため、定番の給食献立となりました。

※スイセンとの誤食に注意!
 ニラは、身近な場所に自生するほか、家庭でもよく栽培されていますが、スイセンの葉とよく似ており、誤食による食中毒事故が毎年よく起こり、とくに4〜5月に多く発生しています。市販されているもの以外を食べる場合は、注意が必要です。
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