本日の献立/6月3日(木)

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献立名 ・サーモンフライ
    ・キャベツのソテー
    ・豆乳スープ
    ・黒糖パン、牛乳
栄養価 エネルギー 843kcal、たんぱく質 31.5g、脂質 28.1g

☆豆乳(とうにゅう)☆
 豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶしたものに、水を加えて加熱し、大豆の中の成分を溶出させ、煮詰めた汁を濾したものです。ちなみにこれに凝固剤(にがり)を加えて固めたものが「豆腐」となります。
 豆腐は約2000年前に中国でつくられたといわれますので、豆乳もそのころにはあったと考えられます。日本に豆腐が伝わったのは奈良時代といわれていますが、豆乳として利用したのは鎌倉時代に僧侶たちの食膳に出たのが初めてだろうと考えられています。一般に飲料として出回るようになった歴史は浅く昭和50年前後です。
 見た目は牛乳に似ていて、どちらも良質のたんぱく質が多く含まれていますが、豆乳の方は植物性であり、コレステロールや脂肪分が少ない飲料となります。その他の栄養素を比べるとカルシウムは7〜8分の1程度ですが、鉄分は60倍、カリウムは1.2倍、マグネシウムは2.5倍などそれぞれ特徴が分かれます。また、牛乳にはない大豆イソフラボンが含まれており、骨や筋肉の発達にも良いと言われています。
 今日の給食では、スープに使用しています。豆乳を加えることで、やさしい感じの味に仕上がります。

本日の献立/6月2日(水)

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献立名 ・鶏肉のおろしじょうゆかけ
    ・野菜炒め
    ・みそ汁
    ・ソフト黒豆
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 777kcal、たんぱく質 34.5g、脂質 16.8g

☆ツナ(缶詰)☆
 ツナ(tuna)は、クロマグロ、ビンナガマグロ、キハダマグロ、メバチマグロなどのマグロやカツオを示す英語です。そして、これらの魚を原料として、水煮や油漬けの缶詰にしたものを一般的にツナ缶と呼んでおり、魚類製品の中では最も生産量が多い製品です。ビンナガマグロのものが代表的で、製品の肉色が白いことから「ホワイトミート」と呼ばれ、これに対し、その他のマグロを原料にしたものは「ライトミート」となります。また、マグロ製品は、肉の色や歯ごたえが鶏肉に似ているということから「シーチキン(海の鶏肉)」と呼ばれています。缶詰を製造するには、小骨、皮、血管、血合肉などを削り取り、これを蒸し煮し、調味液を注入して加熱殺菌します。このとき、油漬けの場合は、植物油を添加します。使用目的に応じて、大型固形(ソリッド)、一口サイズ(チャンク)、ほぐし肉(フレーク)などに加工して缶詰容器に詰めています。
 今日の給食では、キャベツ、ピーマンとともに油で炒め、塩、こしょう、しょうゆで味つけしています。

※食育つうしん(2021年6月)を掲載しました。こちらからどうぞ⇒食育つうしん(2021年6月)
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本日の献立/6月1日(火)

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献立名 ・かぼちゃのクリームシチュー
    ・ミックス海藻のサラダ
    ・クインシーメロン
    ・おさつパン、牛乳
栄養価 エネルギー 866kcal、たんぱく質 34.7g、脂質 27.0g

☆給食で使用している海藻類☆
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本日の献立/5月31日(月)

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献立名 ・ホイコウロー(回鍋肉)
    ・きゅうりのピリ辛あえ
    ・中華スープ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 780kcal、たんぱく質 27.3g、脂質 24.6g

☆回鍋肉(ホイコーロー)☆
 回鍋肉は、中国の四川省が発祥の料理です。「回鍋(ホイコウ)」は、調理した食材をいったん鍋からおろし、再度鍋に戻して調理することを意味しており、また中国で「肉(ロー)」は一般的に豚肉をあらわしています。四川省では古くから伝わるお祭りで土地の神にゆでた豚肉のかたまりをお供えし、お祭りが終わった後にその肉を食べていたそうです。しかし、冷めたままの肉ではおいしくないことから、薄切りにして、唐辛子やにんにくの芽とともに炒めて食べるようになり、これが回鍋肉の起源となったようです。
 一般にこの料理をつくるときは、豚肉を炒めこれをいったん鍋からおろし、野菜は油通し、または炒めておいて、にんにく、しょうがなどの香味野菜を炒めて香りを出したところに肉と野菜をもどし、タレを加えてさっと混ぜ合わせます。今日の給食では、豚ばら肉をいったんゆでておいて、キャベツやピーマンと一緒に炒めてテンメンジャン、砂糖、塩、こい口しょうゆを合わせたタレで味つけしています。

本日の献立/5月28日(金)

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献立名 ・ちくわの磯辺揚げ
    ・厚揚げと里芋の煮もの
    ・あっさりキャベツ
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 820kcal、たんぱく質 28.7g、脂質 20.3g

☆ちくわ(竹輪)☆
 チクワは竹や木、金属などの棒や管に、魚のすり身を巻き付け、あぶり焼きにしたものです。チクワの起源は弥生時代から平安時代にかけてとされ、はっきりしていませんが、神功皇后(じんぐうこうごう/生没年未詳、170〜269年との説あり)とされる人物が三韓渡航(さんかんとこう)の途中で、九州生田の杜(もり)で、魚肉を鉾(ほこ)に塗って食べたという伝説があるそうです。そして、焼いた様子が蒲(がま)の穂に似ていることからこれを「蒲鉾(かまぼこ)」と呼んでいました。しかし、室町時代あたりから板にすり身をつけたものが作られはじめ、これと区別するために、棒を抜いた形が竹に似ていることから「竹輪蒲鉾(ちくわかまぼこ)」となり、板付きのものはそのままカマボコの名で呼ばれました。そして、いつのまにか本来のカマボコの名が省略され、単に「竹輪(ちくわ)」と呼ぶようになりました。
 全国各地で名産品としても作られ、豊橋ちくわ(愛知)、野焼き(島根)、豆腐ちくわ(鳥取)、豆ちくわ(岡山)、竹つきちくわ(徳島)などがあります。一般に中央部に焼き色が付き、両端が白いものをよく見かけますが、これは、1873年(天保8)に愛知県でつくられた「豊橋ちくわ」を原型として広まったようです。
 今日の給食では、天ぷらの衣に青のりを加えて風味をつけ、「磯辺揚げ」にしています。
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