本日の献立/12月8日(水)

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献立名 ・豚肉のケチャップソテー
    ・コーンスープ
    ・焼きプリン
    ・コッペパン、ソフトマーガリン、牛乳
栄養価 エネルギー 838kcal、たんぱく質 34.3g、脂質 30.4g

☆プリン☆
 日本で一般にいうプリンは、鶏卵、牛乳、砂糖などを材料としてつくられた甘い洋菓子で、これはプディングという料理がもとになっており、カスタードプディングと呼ばれます。プディング(pudding)はイギリスの料理で、小麦粉、卵、肉、牛乳、果物などの材料を混ぜて、砂糖、塩、香辛料などで味つけし、蒸したり焼いたりして固めた料理です。その発祥は大航海時代最中の16世紀のことで、食料の補給が困難な船の中で、材料を無駄にしないために考え出された料理です。カスタードプディングができたのは、18〜19世紀のフランスといわれ、フランス語ではクレーム・ランヴェルセ(Crème renverse)と呼ばれているそうです。ランヴェルセは、ひっくり返すというような意味で、出来上ったものを皿にひっくり返して盛り付けるところから名づけられたようです。
 日本に伝わったのは、江戸時代後半から明治時代の初期といわれ、1872年の書物では「ポッディング」の名で紹介されていましたが、いつの間にか「プリン」と呼ばれるようになったようです。
 今日の給食では、製品やインスタントではなく、給食室の中で鶏卵、牛乳、クリーム、砂糖だけを原材料として蒸し焼きにし、手づくりの「焼きプリン」にしています。もちろんカラメルソースも砂糖と水だけの手作りです。
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本日の献立/12月7日(火)

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献立名 ・鶏肉と野菜の煮もの
    ・じゃこ豆
    ・かぶのゆず風味
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 808kcal、たんぱく質 31.3g、脂質 19.0g

☆かぶ(蕪)☆
 カブは、春の七草では「すずな(菘・鈴菜)」とも呼ばれ、最も古くから親しまれてきた野菜のうちのひとつで、地域ごとに独特の品種が栽培され、日本国内だけでもおよそ80種類もの品種があります。大阪近辺でも有名な品種があり、大阪では「天王寺」、奈良では「今市」、京都では「聖護院」などの品種があります。旬は11〜12月ごろで、冬場に多く出荷されます。
 白い根の部分を使うことが多いですが、根と葉の栄養成分は大きく異なっています。根の部分にはビタミンCを多く含むほか、胃での消化を助けるアミラーゼなどの酵素も含んでいます。葉の方は、緑黄色野菜に分類され、カロテン、ビタミンC、鉄、カルシウム、食物繊維などを多く含み、栄養価値の高い野菜であるといえますので、葉の部分も捨てずにできるだけ利用したいものです。中には、葉の方を主に利用する品種もあり、漬物で有名な「野沢菜」もカブの一種になります。
 今日の給食では、根の部分をゆず風味の酢の物にしています。

本日の献立/12月6日(月)

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☆カリフラワー(花椰菜/はなやさい)☆
 カリフラワーは、キャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科で、花蕾球(からいきゅう)といわれる花の蕾(つぼみ)を食べる野菜です。原産地は地中海の東部とされています。ブロッコリーとよく似ていて、混同されることがありますが、もともと18世紀ごろまでは、同一のもので、19世紀になって改良され、今のようなカリフラワーになったそうです。日本では明治時代の初めに「花椰菜(はなやさい)」という名前で栽培が始まりましたが、当時はあまり広まらず、第二次大戦後の食生活の変化とともに利用が高まってきました。
 今では、年中出荷されていますが、旬は11〜3月ごろで、この時期には味や品質も良くなり、出荷量も多くなります。よく見かけるのは白い色のものですが、紫色や黄緑色、黄色の品種もあります。
 栄養面では、ビタミンC・B6、葉酸などが含まれ、中でもビタミンCは野菜の中でもトップクラスで、キャベツの約2倍です。ビタミンCは、ウイルス等に対する抵抗力を高める働きがありますので、冬場の感染予防への効果が期待されます。
 今日の給食では、豚肉、キャベツ、にんじん、枝豆、しめじとともに洋風の煮ものにしています。

本日の献立/12月3日(金)

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献立名 ・鶏肉の甘辛焼き
    ・だいこんの煮もの
    ・みそ汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 736kcal、たんぱく質 32.8g、脂質 15.1g

☆だいこん(大根)☆
 ダイコンは、アブラナ科の野菜で、かなり古くから栽培されており、4500年以上前に建てられたとみられるピラミッドにもその記述が残されているそうです。日本でも「日本書紀(720年)」などにも記載があり、古くから栽培されてきたとともに、「春の七草」のひとつである「すずしろ(蘿蔔、清白)」としても親しまれてきました。
 旬については、作型が季節によって、秋ダイコン、冬ダイコン、春ダイコン、夏ダイコンに分けられて栽培されているため特定しにくいですが、中でも辛味の少ない11月〜3月に収穫されるものが好まれ、冬の野菜の代表格となっています。
 ダイコンの白い根の部分には、消化酵素が多く含まれ、胃腸の調子を整え、消化吸収を促す効果があります。ただし、加熱するとその効果は弱くなるので、だいこんおろしなどにして食べるととても効果的です。葉の方は、除いて販売されることがほとんどなので、食べることは少なくなりましたが、緑黄色野菜としてカロテンやビタミンC、カルシウムなども豊富に含んでいます。
 今日の給食では、豚肉とともに、だしこんぶ、けずりぶしのだし汁にみりん、薄口しょうゆで味つけして、和風の煮ものにし、水溶きでん粉でとろみをつけています。

本日の献立/12月2日(木)

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献立名 ・カツ丼
    ・すまし汁
    ・ミニフィッシュ(袋)
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 787kcal、たんぱく質 27.5g、脂質 21.4g

☆カツ丼☆
 丼物として提供される料理は、ご飯とおかずを一つの鉢に盛った日本料理の1つとなっています。丼物の始まりは1800年代の初めごろ鰻丼の元と鰻飯が提供され、その後、江戸時代末期に天丼、明治に入り牛丼、1890年代に親子丼、そして、大正時代の1913年頃にカツ丼というような歴史をたどっているようです。当初から和風のファーストフード的な存在として好まれ、今もその人気はやむことがないように思います。
 カツ丼については、一般的に、たまねぎなどを割下(わりした)といわれるだし汁にしょうゆ、砂糖、みりんなどで味付けした調味液で煮て、卵でとじたものをトンカツとともにごはんにのせます。しかし、地域によっては、ソースやみそで味つけされたものなどがあります。
 なんとなく豪華で、食べやすく、また、カツどんという名が勝利を導くゲンかつぎとして親しまれてきました。ただ、受験や試合前などで、つい食べ過ぎてしまうと、消化不良を起こし、逆効果となる可能性もありますので、よく考えて食べましょう。
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