本日の献立/1月27日(金)

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献立名 ・筑前煮
    ・じゃこ豆
    ・焼きのり
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 752kcal、たんぱく質 31.4g、脂質 19.7g

☆筑前煮☆
 筑前煮は、福岡県の北西部あたりの郷土料理で、かつてこのあたりを「筑前国(ちくぜんのくに)」と呼んでいたことからこの名で呼ばれています。しかし、これは九州以外での呼び名で、地元では「がめ煮」と呼ばれているそうです。この名の由来にはいろいろな説がありますが、当地の言葉で、寄せ集めるというような意味の「がめり込む」という言葉がもとになったとか、「どぶがめ」と呼ばれたスッポンをつかっていたからとか、博多湾のカメを材料に使っていたからなどいろいろと言われています。
 現在は鶏肉を主材として使用することがほとんどで、他にこんにゃく、しいたけ、ごぼう、れんこん、にんじん、だいこん、たけのこ、さといもなどを使用し、最初に油で炒めてから、だし汁と調味料で甘辛く煮込みます。炒りつけてから煮るので「炒り鶏(いりどり)」と呼ばれることもあります。学校給食で郷土料理として紹介され、各地で使用されたことから、全国に広まったと言われています。

本日の献立/1月26日(木)

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献立名 ・ビーフシチュー
    ・ブロッコリーとコーンのサラダ
    ・ミニフィッシュ
    ・コッペパン、バター、牛乳

栄養価  エネルギー 815kcal、たんぱく質 35.2g、脂質 32.6g

☆バター(牛酪)☆
 バターの歴史は古く、紀元前3500年ごろのメソポタミアの石板にバターらしきものを作る人の姿が描かれているほか、聖書にも多くの記述がみられるそうです。日本では牛乳を煮詰めてつくった「蘇(そ)」というものが8世紀ごろに伝わり、これがバターやチーズに近いものだったとされています。その後、23日のホームページで、白牛の飼育を始めたことで紹介した徳川吉宗(1684〜1751年)が、「ぼうとろ」や「白牛酪(はくぎゅうらく)」の名でわずかに生産していたようです。本格的に製造されるようになったのは、明治時代になってからで、福沢諭吉が1870(明治3)年に刊行した「肉食之説」にもバターのことを「消化を助ける妙品なり」として紹介しています。そして、1872(明治5)年に東京の麻生の農場で試験生産されたのち、1885(明治18)年ごろから工場での生産が始まりました。
 成分のほとんどは、脂肪となっていますが、ビタミンAも多く含まれています。特有の香りが好まれ、様々な料理や加工食品の材料として使用されています。
 今日の給食では、キューブ型のバターをコッペパンに添えています。

本日の献立/1月25日(水)

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献立名 ・牛肉と金時豆のカレーライス
    ・ごぼうサラダ(ノンエッグドレッシング)
    ・パインアップル(カット缶)
    ・牛乳

栄養価  エネルギー 834kcal、たんぱく質 28.1g、脂質 22.9g

☆ごぼう(牛蒡)☆
 ごぼうの原産地は、ユーラシア大陸北部、ヨーロッパ、中国と言われ、日本へは平安時代に中国から朝鮮半島を経て薬草として伝わったとされています。日本でも当初は薬用として使用され、平安中期ごろには宮廷料理として使われた記述があるようです。独特の香りや歯ごたえが親しまれていますが、食用としているのは、日本と台湾くらいのようです。
 貯蔵がきくので年中出回りますが、旬は作型により、11〜1月、4〜5月に分かれ、どちらかというと秋に収穫される前者が主流となっています。
 成分の方は、薬草として用いられていただけあって多くの効能が知られています。食物繊維は、野菜の中でもトップクラスで、整腸作用に加え、動脈硬化やがんの予防に、また、糖分の吸収を抑えることから糖尿病などの予防効果も期待されます。そのほか、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル成分も多く含んでします。
 今日の給食では、コーンとともに薄く味をつけて煮たものに、ノンエッグドレッシングを添えて、ごぼうサラダにしています。

本日の献立/1月24日(火)

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献立名 ・鶏肉の甘辛焼き
    ・かす汁
    ・栗きんとん
    ・焼きのり
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 806kcal、たんぱく質 37.8g、脂質 14.8g

☆栗きんとん(栗金団)☆
 「栗金団(くりきんとん)」は、さつま芋の餡と栗を使って、黄金色に仕上げた料理です。「栗」は昔から「勝ち栗」として縁起のよいものとされ、「金団」は金の団子(だんご)から、金銀財宝を表現しています。これを正月の料理として、その年の金運と豊かな生活を願ったもので、明治時代のころから始まった風習のようです。
 今日の給食では、さつま芋と水煮の栗を使って、砂糖、みりん、塩を加えて煮含め、手作りの料理として提供しています。

本日の献立/1月23日(月)

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献立名 ・白菜のクリーム煮
    ・厚揚げのごまじょうゆかけ
    ・豚肉と三度豆のオイスターソース炒め
    ・黒糖パン、牛乳

栄養価  エネルギー 765kcal、たんぱく質 37.6g、脂質 26.0g

☆牛乳☆
 牛乳の飲用は、西洋文化的なイメージをもたれることが多いように思います。しかし、日本での飲用の歴史はかなり古く、飛鳥時代にまでさかのぼり、645年に百済から帰化した智聡(ちそう)の子である善那(ぜんな)が、孝徳天皇に牛乳を献上したのがはじまりとされています。ただ、当時は皇族や貴族の利用に限られており、さらに仏教の影響により、次第に利用されなくなりました。その後、江戸時代になって、1727年になって徳川8代将軍吉宗が白牛の飼育をはじめ、浪士組(のちの新選組)の結成と同年の1863年には前田留吉が牛乳の販売を始めました。それ以来、一般の人々の間にも牛乳の飲用がはじまり、明治になると西洋文化の導入とともにその利用もさらに広がりました。第二次世界大戦後は、ユニセフから寄贈された脱脂粉乳を利用して学校給食が再開されるなど、日本の食生活の改善に大きな役割を果たしてきました。
 牛乳には不足しがちなカルシウムをはじめ、たんぱく質や脂質、糖質、ビタミン類なども多く含まれており、中でもカルシウムは他の食品に比べて吸収率の高いことが特徴となっています。
 学校給食では、学校給食法の施行規則によって、毎回提供することになっています。また、今日の給食では、白菜のクリーム煮に使用しています。
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