本日の献立/3月9日(木)

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献立名 ・鶏肉のカレー風味焼き
    ・洋風煮
    ・はっさく
・黒糖パン、牛乳

栄養価  エネルギー 760kcal、たんぱく質 41.4g、脂質 20.9g

☆はっさく(八朔)☆
 はっさくは、1860年ごろ、広島県尾道市因島田熊町の浄土寺境内で発見された柑橘類(かんきつるい)で、ブンタン(文旦)の近縁種になります。明治時代後期から因島を中心に普及しはじめ、第二次世界大戦後になって栽培が広がりました。「はっさく」という名は、旧暦の 8月1日(八月朔日/現在の9月中旬頃)から食べることができるということが由来となっています。しかし、秋の初め頃ではまだ果実は熟しておらずあまりおいしくありません。樹木に実っている状態では、3〜4月ごろにおいしくなりますが、一般的には12〜1月に収穫して貯蔵した後、2〜3月ごろに出荷のピークとなります。現在の主産地は、和歌山、愛媛、広島などです。
 皮は厚くて剝きにくいですが、中の袋(じょうのう膜)と果肉(砂じょう)の部分ははがれやすいです。さわやかな酸味と甘味とともに、ほのかな苦みがあり、また独特の食感が人気の柑橘類です。

本日の献立/3月8日(水)

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献立名 ・かやくご飯(炊き込み調理済)
    ・豚肉と野菜の炒めもの
    ・すまし汁
    ・きな粉よもぎだんご(きな粉)
    ・牛乳

栄養価  エネルギー 754kcal、たんぱく質 29.8g、脂質 14.4g

☆よもぎ(蓬)☆
 よもぎは、日本各地で自生するキク科の植物で、3〜5月頃の若い新芽を食用として利用します。餅や団子に混ぜて使用されるほか、天ぷら、ソースなどにも使用されます。また、止血、鎮痛などの薬効があるとして、古くから民間薬としても利用され、葉の裏の綿毛はお灸に使う艾(もぐさ)の原料になります。古代エジプトやローマ、中世ヨーロッパでも魔除けの儀式などに利用されており、その薬効は広く世界に知られていたようです。
 草を餅に入れて食べる風習は、疫病除けとして平安時代に中国から伝わったようで、当時は、母子草(ハハコグサ)を使用していましたが、いつの間にか、よもぎを使うようになったようです。ちなみにこの母子草は、春の七草のひとつで御形(ごぎょう)と呼ばれているものです。
 今日の給食では、加工されたよもぎ団子をスチームコンベクションオーブンで蒸し、きな粉を添えて提供しています。

本日の献立/3月7日(火)

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献立名 ・えびのチリソース炒め
    ・中華がゆ
    ・デコポン
    ・コッペパン、ブルーベリージャム、牛乳

栄養価  エネルギー 745kcal、たんぱく質 36.0g、脂質 17.8g

☆えびのチリソース炒め☆
 「えびのチリソース」は、日本では中華料理として「えびチリ」の名でもよく親しまれ、人気のある料理です。もとになったのは、四川料理の「乾焼蝦仁(カンシャオシャーレン)」という料理のようで、これを中華料理人の陳建民(1919〜1990年)が、豆板醤(トウバンジャン)の辛さに慣れていない日本人向けに、ケチャップやスープなどを用いて辛味をおさえたものを考案したのが始まりのようです。ここから「チリソース」というとトマトソースをベースにして、トウガラシ類、砂糖、酢、しょうゆなどをあわせてつくったソースを言うようになったようです。「チリ」というのは、メキシコ原産のトウガラシのことで、メキシコ先住民の言葉で辛味をあらわす「チリ(chili)」に由来するものです。中華料理になぜチリソースの名がついたのかはよくわかりませんが、今ではアジアン料理として紹介される料理にもこの名が使われていることもあります。
 今日の給食では、しょうが、にんにく、白ねぎ、玉ねぎとともに、ゆでておいたえびを炒め、ケチャップ、砂糖、しょうゆ、豆板醬で味付けし、でんぷんでとろみをつけています。

本日の献立/3月6日(月)

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献立名 ・鰯フライ
    ・きゅうりの赤じそあえ
    ・みそ汁
    ・焼きのり
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 750kcal、たんぱく質 25.3g、脂質 21.4g

☆焼きのり☆
 「のり」の名の付く海藻は多くありますが、食用で一般にのり(海苔)と呼ばれるのは、アサクサノリやスサビノリを代表とする紅藻類ウシケノリ科のアマノリ属のもので、古くから日本の食生活と深くかかわってきました。古代の日本では、アマノリと呼び「神仙菜」の文字をあてていました。「大宝律令(701年)」では海藻の貢納品の中では最も重要な海藻として「紫菜(むらさきのり)」と呼ばれ、平安時代後期(1100年代)から「甘海苔」、江戸時代になって「海苔」と呼ばれるようになりました。この「のり」の名は、ぬめりをあらわす「ヌラ」がなまった言葉だと考えられています。
 のり養殖が始まったのは、天和2(1682)年または享保2(1717)年などといわれ、明確にはなっていません。現在では、千葉県、有明海、瀬戸内海、三河湾、伊勢湾、松島湾などが主な産地となっています。
 今日の給食では、味をつけていない「焼きのり」を使用しており、のり本来の香りや味を感じることができます。

※食育つうしん(2023年3月)を配布文書のコーナーに掲載しました。
こちらからどうぞ⇒「食育つうしん(2023年3月)」
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本日の献立/3月3日(金)

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献立名 ・豚肉のコチジャン炒め
    ・もやしのナムル
    ・鶏肉と春雨のスープ
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 707kcal、たんぱく質 31.2g、脂質 16.5g

☆コチジャン☆
 コチジャンは、韓国・朝鮮の代表的な発酵調味料です。コチ(コチュ)は唐辛子、ジャン(醤)はみそをあらわすので、「唐辛子みそ」とも呼ばれます。唐辛子が朝鮮に伝わった17世紀ごろからつくられていたようです。
 いろいろなつくり方があるようですが、一般的には、うるち米の粉をこねてゆでたものに、大豆のみそ玉の粉、トウガラシ粉、塩などをかき混ぜ、麦芽を加えて加熱し、発酵・熟成させます。塩味、うま味、甘味、酸味など、複雑な味とコクに加えて、唐辛子の辛味成分や発酵による香りなどにより、調味料と香辛料を合わせた働きを持っています。野菜や肉の生食、焼肉、あえもの、煮もの、鍋もの、ビビンバや冷麺の薬味など幅広く料理に使用されています。
 今日の給食では、豚肉と大根をにんにく、砂糖、しょうゆ、コチジャンで味付けした炒めものにしています。
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