平成26年度修了式1年生、2年生に修了証を授与しました。そのあとの校長の話。 今日で平成26年度の学習はすべて終了したことになります。この一年間を振り返っていかがでしたか? この一年間で、学校ではおよそ1000時間の授業を受けたことになります。その分4月の始業式以降、皆さんはいろいろな面で成長したはずです。この一年間の成長について、自分ではどのように評価しますか? 変わっていないように思えても、私たちの体そのものも日々作り替えられ、1年前と同じものはほとんど無いと言われています。骨でさえ、徐々に作り替えられています。しかも、皆さんの年代では非常に活発に体が作り替えられています。 食べたもので体が作られているように、日々学んだことで心はつくられていきます。ここで言う「学ぶ」は授業でやっている学習だけを言うのではありません。日々の様々な体験、経験や日々見聞きすることなど、生活全般に関わって、皆さんが得た物です。言い換えると、勉強だけをしていては、バランスの良い心の成長はあり得ません。幅を広げるためには本を読んだり、新聞を読んだり、部活に取り組んだり、友だちと一生懸命遊んだりすることが大切です。 中学校の3年間、およそ1000日の成長はとても大切なものです。今日、この一年をもう一度振り返り、4月から始まる新しい一年間について、自分の未来を描いてみてください。それが春休みの意味なのです。 4月からは本校は、ご存じのように萩之茶屋小学校、今宮小学校、弘治小学校の閉校に合わせて開校する新今宮小学校と一体になった「いまみや小中一貫校」として開校します。皆さんについても、新8年生、9年生と呼ぶことになります。しばらくは戸惑うかもしれませんが、小中一貫校の牽引役としてがんばってほしいと思います。期待しています。 |