いまみや小中一貫校は令和6年度に開校10年を迎えます。これまで本校教育活動に尽力いただいた皆さまにお礼申し上げます。

12月11日の全校朝会

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 11日の小学校の全校朝会での話

 おはようございます。
 最近めっきり寒くなりましたが、皆さんとっても元気ですね。
 この季節になると、一つ嫌なことがあります。それはなにかというと、静電気。パチパチくんです。静電気って知っていますか?
 何かものに触ろうとしたときとかお友達と手をつなごうとしたときなどにパチッと音がして、指先が痛くなったことないですか?
 校長先生はあれが苦手です。機械を触ったり、扉を開けようと思って把っ手を触ったときにバチッときます。
 実は、これをマシにする方法があります。バシッときて、痛いのは人間には、痛いとかか熱いとかを伝える神経があちこちにあるからです。バシッときたら痛さが神経を伝わって来るから、痛く感じるわけです。ということは、神経のないところで触れば痛くないわけです。
 神経のない所ってあるのでしょうか…。それがあるんです。手や足の先の爪には神経がありません。だから、バチッとくるのが嫌なときは、触るときに爪で触ります。バチッときますが、痛さはかなりマシですよ。
 では、なぜ冬になるとバチッとくるのかというと、冬は空気が乾燥しているので、静電気が発生しやすいと言われています。空気の乾燥が原因だったのですね。もう一つ空気が乾燥していると風邪も引きやすくなります。鼻や喉の粘膜というのが乾燥に弱いので、風邪に負けてしまいそうになります。
 ところで、風邪と言えば、手洗いうがいですね。きちんとできていますか? また、ハンカチ、ティッシュは持っていますか? 二学期の終わりまであと2週間ですが、風邪に気をつけて、健康に過ごしてください。

12月4日の全校集会の話

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 4日の中学校の全校集会のお話。

 おはようございます。もう、12月です。はやいですね。今年もあと一月足らず。一年の締めくくりをしましょう。
 さて、今日12月4日から第69回人権週間が始まります。人権週間ってなんでしょうか。法務省のHPの説明を読んでみます。
 「国際連合は,1948年(昭和23年)12月10日の第3回総会において,世界における自由,正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため,全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として,世界人権宣言を採択したのに続き,1950年(昭和25年)12月4日の第5回総会においては,世界人権宣言が採択された日である12月10日を「人権デー」と定め,全ての加盟国及び関係機関が,この日を祝賀する日として,人権活動を推進するための諸行事を行うよう,要請する決議を採択しました。
 我が国においては,法務省と全国人権擁護委員連合会が,同宣言が採択されたことを記念して,1949年(昭和24年)から毎年12月10日を最終日とする1週間(12月4日から同月10日まで)を,「人権週間」と定めいます。<少し省略>皆さんもお近くの催しに参加して,「思いやりの心」や「かけがえのない命」について,もう1度考えてみませんか?」と書いてあります。
 さて、何も人権週間だからと言って難しいことを考えてくださいというものではありません。説明の最後にあったように、「思いやりの心」や「かけがえのない命」について、考えてみてほしいなと思います。
 皆さんの日常生活的には、例えば「人の悪口を言わない」と心に決めるだけでもいいと思います。悪口を言う人は、その人の嫌な部分をみつけ、責め立てるわけです。それも場合によってはたくさんの人数で…。冷静に考えた時、これってとても恐ろしいことではないですか? 心がダークサイドに落ちてしまっています。そんな自分が許されますか?
 「だって、あの子が嫌いだから…、憎たらしいから…。」
 嫌い、憎たらしいと言う気持ちはどこからきているのでしょうか? それはあの子の問題でしょうか? あなたの気持ちはあなたのものです。だれにも侵害されるものではありませんが、その分あなた自身が責任を持つべきものでもあります。あの子のことをどれだけ知っているのでしょうか? 完全な人間がいるのでしょうか。あなたは完全ですか? 一部を観て好き嫌いと決めるのは早計ではないでしょうか。誰にも欠点もあれば長所もあります。見る方向を変えたら、嫌だったと思ったあの子もとても素敵なともだちに変わるかもしれません。
 デジタルの時代だからと言って、好きか、嫌いかの二者択一ではなく。そのどちらでもない状態もありだし、斜め上の「好きでも、嫌いでもない。単に私と合わない」という状態もありでしょ。合わないから喧嘩する、悪口を言うと言うのではなく、合わないなら必要以上に干渉しなければいいのではないでしょうか。
 そんなことをちょっと真剣に考えて観てください。みなさんの世界観が大きく変わるチャンスかもしれません。
 今朝、ネットでニュースを見ていると、奇しくもこんな記事がありました。
 作家でミュージシャンの辻仁成さんが、息子に当てたメッセージです。
「息子よ、批判されたら意識されているんだなと思え。悪口言われたら、このかまってちゃんめ、と笑え。陰口言われたら、面と向かって言えないんだなと思え。自分のストレスを他人に押しつけてすっきりしたい奴らの踏み台になるな。自分は人を馬鹿にしない、と強く決めたら良い。めっちゃかっこいいじゃん。」

 それから、最後に今日から読書週間です。期末テストも終わったし、ガンガン本を読んでみませんか。また面白い本をご紹介したいと思います。

クッキーがやってきました!

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 29日朝、出勤すると、校長室の机の上にクッキーが!
 
 小学校の手芸・料理クラブで作ったもののようです。代表の二人からのメッセージも添えられていました。うれしいですね。
 ありがとう。
 おいしくいただきます。

11月27日の全校朝会

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 27日の小学校の全校朝会での話。

 おはようございます。(いつも通り、すばらしく元気なあいさつが返ってきました。)
 土曜日の学習発表会では、皆さんとてもがんばりました。すばらしい演技、演奏、踊り、発表でした。皆さん自身に、拍手!
 これまでの練習の成果が十分に出せていたと思います。また、地域から来てくださったご来賓の皆さんもとてもすばらしいと褒めておられました。
 さて、校長先生は、子どもの頃、宇宙が大好きで、この世界がどうなっているのか知りたくて、図鑑や百科事典をよく読んでいました。
 結局、大学でもこの宇宙の仕組みを研究する物理学を勉強しました。そしてこの宇宙の秘密を発見してノーベル賞をもらうぞと思っていました。
 ノーベル賞って、知っていますか? (ダイナマイトってすぐに答えてくれた人がいました。すばらしい。)
 アルフレッド・ノーベルという人が、ダイナマイトで大もうけしたものの、そのダイナマイトが戦争などにも使われ、多くの人たちを不幸にしたので、それではいけないと言うことで、世界の平和や人類のためになる働きをした人たちにそのお金を使うことにしました。それがノーベル賞です。
 そして、今日11月27日は、ノーベルが遺産をノーベル賞に使ってくださいという遺言を書いた日で、1901年11月27日に第1回ノーベル賞授賞式が行われました。この日がノーベル賞制定記念日とされています。
 残念ながら、校長先生はノーベル賞をもらえませんでしたが、学校の先生になって、教えた子ども達の誰かが、皆さんの誰かが将来ノーベル賞を取ってくれたら良いなと思っています。みなさんも挑戦してみませんか?


11月20日の全校集会

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 20日の中学校の全校集会での話。

 おはようございます。めっきり寒くなってきましたが、皆さんは大丈夫ですか? 来週には期末テストも始まります。気をつけて過ごしてください。
 さて、先日、珍しく映画を観に行きました。ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜というものですが、皆さんはご存知でしょうか?
 珍しく映画に行ってみたくなった理由は、2014年に田中経一さんの書いた、映画の原作となる「麒麟の舌を持つ男」を読んでとても感動したからです。今は文庫版が出て、タイトルも「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」に変わっていますが、なかなかスリリングで、読み応えがありました。
 実は、映画の前に、コミック版も見つけたので、読んでみました。確かに、原作に沿って描かれてはいますが、見れば分かるように、分厚さが違います。読みやすいようにいろいろと省略されているところや変えられているところがありました。でも、本で読んだ時の満腹感が少し乏しい気がしました。ボリュームのこともあり、仕方のないことかもしれませんが、それなりに楽しめました。
 で、先日、楽しみにして映画を観ました。話を2時間でまとめるのはかなり難しいだろうなと思っていましたが、かなり違う話に仕上がっていました。それもありかと、思いました。
 何を言いたいのかというと、いい原作のものはコミック化や映画化されますが、その場合、必ずしも原作に忠実というわけではありません。忠実でなければならないということもないでしょうが、だったら、その違いを楽しむのも読書の味わいの一つかなと、提案したいわけです。
 これまで、先に映画を観たり、コミックを観たりした人は、それだけで、その原作のことを知った気にならずに、是非とも原作にあたってみてください。文字の表現力はすごいですよ。ヴィジュアルとは違った良さがあります。
 本とコミックを校長室前に置いておきますので、気になる人は読んでみてください。

 話の後、賞状伝達を一件。「中学生の税についての作文」で、西成納税貯蓄組合連合会長賞をいただきました。

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