いまみや小中一貫校は令和6年度に開校10年を迎えます。これまで本校教育活動に尽力いただいた皆さまにお礼申し上げます。

9月25日の中学校全校朝礼

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 25日の中学校の全校朝礼での校長の話

 おはようございます。
 めっきり秋めいてきました。今日も天気予報では最低気温が19度、最高気温が30度ということで、日較差が10度を超えているので、体調を崩しやすい時期になりました。体調管理に気をつけてください。
 どんぐり祭も近づいてきて、文化の秋をまっしぐらに突き進んでいるところですね。文化の秋、勉強の秋、スポーツの秋、読書の秋…いろいろな秋がありますが、いろいろなことが体験しやすい時期というところでしょう。
 秋は空も高くなり、宇宙に思いを向けることもあるのではないですか? 今でこそ、たくさんの本を読むようになりましたが、小学校のときは本を読むのが嫌いでした。唯一気に入っていたのは小学校2年生の時に買ってもらった「宇宙のふしぎ」でした。これを読んでいて宇宙に興味を持ちましたが、その向こうには宇宙は水も空気もなく、とても寒かったりとんでもなく熱かったりする怖いところだというイメージでした。
 それはともかく、その後も宇宙はぼくにとってすごく興味のあるところでした。
 ところで、宇宙はなぜ暗いのか考えたことありますか? 地球では昼間明るいですよね。なぜ、明るいのでしょうか? 太陽があるから…。
 宇宙には数え切れないほどの星があると言います。その星の一つ一つは平均的には太陽と同じようなものだそうです。あれほどに明るい星が無限に近い数があるというのに、宇宙は暗い。じつはこれは長い間謎とされていました。先日読んだ本で、漸く「そうなんだ」と納得できました。それがこれです。読みやすくまとめられているので、興味のある人は校長室前に置いておきますので、読んでみてください。
 もう一つ、おすすめが、これです。「ハルキゲニたんの古生物学入門」。キョウリュウより遙か昔の奇々怪々な生物たちに興味は無いですか? ぼくはわくわくドキドキするほどに好きです。それをわかりやすく、しかも新しい発見も含めて説明してくれているので、古生物に興味のある人にはお勧めです。興味が無くても、パラパラとめくってみてください。驚きの世界が広がっています。
 宇宙という空間、大昔という時間の旅ができるのも読書の楽しさです。時々校長室前の図書館にも寄ってください。
 では、今週末のどんぐり祭に向けてがんばってください。楽しみにしています。

9月11日の全校朝会

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 11日の小学校の全校朝会での話

 おはようございます。元気なごあいさつができています。すばらしいです。
 このところ朝夕がめっきり涼しくなってきました。秋の気配が感じられますね。
 こういうとき気をつけなければならなりません。まだまだ昼間は暑くなるので、汗をかきます。でも、空気が乾燥しているので気持ちいいのですが、思いのほかすぐに乾いて風邪を引いてしまうことがあります。
 なので、汗が出たら、そのままにせず、ハンカチなどでふき取りましょう。。
 ちなみに、ハンカチ、ティッシュは持っていますか?
 また、遊びが終わったら、手洗いうがいを忘れずに。気持ちのいい季節だからこそ、元気で思い切りからだを動かしてください。
 さて、今週末、9月16日の土曜日は本校創立900日です。そして、二学期終業式の12月25日には創立1000日を迎えます。年で言うとまだ創立3年目の途中で、まだまだ少ないですが、それでも、日数で数えると、いよいよ900日を迎えます。
 ちなみに、来週は、校長先生の60歳の誕生日で、計算してみると生まれてから21915日です。これは多いのでしょうか、少ないのでしょうか。
 これからも皆さんと一緒に素敵な学校にしていきたいなと思います。よろしくお願いします。

9月4日の中学校全校朝礼

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9月最初の中学校全校朝礼の話
 おはようございます。8月中ととても暑かった夏ですが、この二三日は秋を感じさせる涼しさも出てきましたね。
 秋というと、芸術の秋、文化の秋、読書の秋、スポーツの秋、勉強の秋。月末にはどんぐり祭もあります。がんばってくださいね。
 さて、このポスターをご存じですか。美術室の前にも掲示されていますね。今、大阪でこのバベルの展覧会が開催されています。もう既に見た人はいますか? 私も夏休みの平日に朝一番で行ってきました。普段なら混雑してなかなかゆっくり見られないのに、朝一番だったのでしばらくの間じっくり見ることができました。本物は小さいので、大きく引き延ばしたものもすぐ近くに展示されていて、これはレプリカなので大丈夫かなと思って気持ちがゆるんですごく前のめりに見ていたら、ガードマンさんに注意されました。
 さて、このピーター・ブリューゲルという画家は、他におどろおどろしいキャラクターの絵を描きます。この展覧会でもそんな絵がいくつかあります。美術館ではその一つの足のある魚、「タラオ」の大きなマスコットもミュージアムショップに展示されていました。
 このおどろおどろしいキャラについては、ブリューゲルの師匠筋のヒエロニムス・ボスが有名で、私はその昔、SF作家の荒巻義雄の「神聖代」という小説で知り、ボスの描いた「快楽の園」などに興味を持って、調べたりしました。とはいうものの、ボスもブリューゲルも作品が日本にやってくることは少ないので、今回のバベルはとても待ち遠しかったですね。皆さんは中学生なので、なんと無料で入れます。是非一度見に行ってください。その前に、バベルの塔の話やブリューゲル、ブリューゲルの作品について予習しておくことをお勧めします。より一層楽しめます。
 ついでに、映画「メッセージ」をご覧になった人はいますか? 私は見ていないのですが、この映画の原作「あなたの人生の物語」は短編集で、その第一話が「バベル」なのです。旧約聖書の話とはまた違った趣のバベルを味わえます。
 さらについでに、本を2冊紹介します。
 一つは、「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」。入試倍率は東大の3倍、卒業後は行方不明者多数と言われる東京藝術大学の学生さんたちのお話です。なかなかすごいです。親が言うからいやいや東大に入ったものの、どうしても芸術をしたいと言うことで東京藝大に入学したというすごい猛者の話もあります。学生よりも大学の先生の方が実はもっとすごい。ちなみに、小学校の校歌を作曲してくださった三ッ石先生も藝大の作曲科を卒業されています。
 もう一つはコミック、「へんなものみっけ!」です。美術館ではなく、博物館の裏側のお話。なかなか面白いですよ。僕は大学4年生の時、友だちと「博物館学」を勉強しようねと言っていたのに、4月に申込みを忘れて、とれなかったんですよ。悔しくて。大阪で博物館学が勉強できる大学はあまりないんですよ。博物館の裏側を見ることができたのにと思うと、今でも残念。その博物館の裏側がこの漫画に出ています。面白いですよ。二つとも校長室の前に置いておきます。読んでみて。
 最後にもう一つ。
 明日5日11時、大阪880万人訓練が実施されます。去年と違って、校舎の上にスピーカーがついたので、大きな音が鳴ります。情報をよく聞いて、机の下に潜って、まずは頭を守りましょう。
 それでは素敵な秋を、過ごしてください。

※ちなみに、今日のネクタイは芸術の話に合わせて、だまし絵などで有名なエッシャーの図柄のものを締めてきました。(下の写真)時間に余裕がなかったので、お話はオミットしました。
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