中間テストは5月23日(木)24日(金)の2日間です。

3月18日 終業式

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<式辞>
 校長便りの「SEINANの風」も今年度最後になりました。この一年間、みんなの頑張っている姿をたくさん見ることができて、ホームページの更新回数も大阪市の中学校の中でもとても多い学校になりました。アクセス数も昨年まで4000件だったのが、今年度だけで28000件となりました。これもみんながよく頑張ったから、みんなの輝いている姿を見たいと思ってアクセスしてくれたからですね。
 来年度は「安心・安全な学校」の上に生徒会も言っていたように自分たちで取り組める「チャレンジする学校」にしたいと思います。今日は、その一歩としてよりよい自分になることにチャレンジしてほしいと思って話をします。
 紹介するのは「いじめ」を原因に命を絶った長崎県の当時15歳の男子が生前に書いた作文です。読みます。
 「いじめの加害者の気持ちを想像してみた。主な理由・・・2つ目は、周りの友達に合わせているからだと考えられる。そう、ほとんどの人が自分が嫌われないように生活しているのだ。もし、少しでも友達が嫌な子に優しくすれば、そのことを責められ、今度は自分がいじめの対象になるのではないかという不安と恐怖にかられる。その連鎖がおこるから、・・・・では、いじめの原因は何かを伝えよう。それは「空気」だ。これが目に見えないものだから恐ろしい。いじめをしなければ自分がやられてしまうという空気。いじめの加害者、主犯でさえも空気によって動かされるのだ。この問題を解決んする方法はただ一つ・・・。みんなが親友になることだ。そう実はすごく簡単なはずなのだ。人の笑顔は人を笑顔にし、その笑顔がまた別の人を笑顔にすると思う。・・・いじめの加害者は本当にごめんと一言言えばかならず許してもらえるだろう。学校で習う数学んの公式や英単語を忘れても、笑顔の大切さだけは忘れないでください」
 そして、彼は3学期の始業式の日に命を絶ちました。とても悲しいことです。人の悪口を言って集まっている人たちは親友とは言いません。人を大切にする心を持った人が親友と言えます。新しい学年になって、新しい学級をどんな空気にしたいですか?勇気をもって正しいことが正しいと言える、間違っていることは間違っていると言える自分になることにチャレンジしましょう。そして、笑顔で始業式をむかえましょう。
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