「エビデンスベースの学校改革」研修プログラム6(第14回講義・第15回講義)

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1 日時
・令和5年1月28日(土曜日) 8時50分から12時35分

2 場所
・大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館2階(講義室E・F)※当日はオンライン(Zoom配信)開催

3 ねらい
・学校現場が抱える課題に対応可能な学校組織の構築を支援するため、最新の研究知見・先進事例を紹介し、それらを参考とした既存の取組みの強化と具体的な行動計画作成、学校改革推進に役立つデータ分析等について講義・演習を行う。

4 内容
・第14・15回
《講義》「データの活用に基づく学校改革プランの策定と交流」
〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 森田 英嗣 教授
    大阪教育大学 高度教職開発系 木原 俊行 教授
    大阪教育大学 高度教職開発系 庭山 和貴 准教授
    大阪教育大学 高度教職開発系 岡田 和子 特任教授
    大阪教育大学 高度教職開発系 長谷川 和弘 特任教授

研修プログラムの最終回ということもあり、始めに大学講師より今までの講義の振り返りを行い、各自がこれまでに実践した事例の共有をされました。例えば実践のアンケート結果を児童・生徒らで分析・発表し、「見える化」することによる行動変容についてや、児童や生徒をどのように巻き込んで学校として実践していくかの重要性についての報告がありました。それらを踏まえて実践することや継続していくことの難しさについて考察し、ブレイクアウトルームを活用しながら交流・発表しました。最終レポートには所属校等の組織課題をリストアップし、誰がどのようなデータを収集・整理・分析するのか、またそれを活かして教育活動を展開するのかを具体的に記述するなど、組織課題の解決に向けたアクションプランを策定しました。講義の後半では、大学講師による総括的講義として「10年先を見据えた学校改革」について、様々な課題解決のために国、自治体、学校、学級の各レベルで何をすることが課題解決につながるのかという問いが投げかけられました。その問いに対し、有効な方法を考える「意思決定のプロセス」が極めて大切だとご教示されました。本研修プログラムを通して、「エビデンスベースの学校改革」という考え方をどのように広めて(浸透させて)いくのか、引き続き個の活動を基盤にチーム学校としての活動へと展開していく重要性を大学講師より参加者の皆様へ最後にお話があり、終了しました。

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