幼稚園新任教員研修3

1 日時 
・令和6年1月18日(木曜日) 12時45分〜17時

2 場所  
・大阪市立天下茶屋幼稚園

3 ねらい  
・指導者の教育的意図をもった働きかけについて学ぶとともに、保育研究の重要性を理解して積極的に取り組むために、新任教員による保育の参観や研究協議等を通して、保育の指導方法を習得する。

4 内容
≪研究保育≫「お話の世界で遊ぶ」
<保育者>天下茶屋幼稚園 教諭 野口 育美
 3歳児のかくれんぼ遊びを参観しました。子どもたちは、「おおかみとと7ひきのこやぎ」に出てくる子やぎになりきって、かくれんぼ遊びを楽しんでいました。遊びを終えてから、楽しそうに感想を発表する表情からもお話の世界に浸り込んで遊んでいたことが伝わってきました。

≪研究協議≫
 最初に、保育者から、当日の保育に至るまでの子どもたちの成長や、これまで意識して取り組んできたこと等についてお話いただきました。受講者から当日の保育についての感想が述べられた後、「お話の世界を楽しむ」ということについて、普段の保育の中でどのような取組をしているかについて情報共有を行いました。また、事前課題として作成した実践記録や保育指導案について各自が内容や意識して実践した(している)こと等について交流しました。

≪講話≫「お話の世界を楽しむ 〜教師も一緒に〜」
<講師>天下茶屋幼稚園 園長 吉田 あき
 劇遊びの内容を構成していく過程、劇遊びを通して育む力、指導を進めていく際の支援の在り方、絵本の選択等についてのポイントをご教示いただきました。また、表現を友達と認め合い、取り入れたり新たな表現を考えたりすることを楽しみながら、子ども一人一人が輝く劇遊びにしていくことも大切であると教えていただきました。最後に、もうすぐ新任教員として1年を終えようとしている受講者に対して、園長先生がご自身のエピソードも交えながら、ねぎらいと激励のメッセージをいただきました。

5 受講者の声
・子どもたちと一緒に楽しんで劇をつくりあげていくことの大切さを学びました。劇遊びを通して子どもたちのどんな力を育んでいきたいのか、お話から子どもたちに何を伝えたいのかを心がけて進めていきたいと思いました。
・劇遊びを楽しむ上で、イメージを共感しあえる場をつくり、認めあえる関係を築いていけるようにしていくことが大切であると学びました。保育者の落ち着いた優しい雰囲気や、見守ることを大切にして待つという姿勢が、子どもたちに安心感を与えているのだと感じました。

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