第10回 公募校長の軌跡(なぜ?からはじまる大好きを探そう!)
- 公開日
- 2016/07/20
- 更新日
- 2016/07/20
公募校長の軌跡
本日20日の終業式はいつもの校長講話ではなく、理科の実験をしました。先週の児童朝会で「プール」より「海」の方が浮きやすいという話をしました。それは「なぜ?」だろう。今日はそれを証明する実験をしました。400mlの水に卵を入れると浮くかどうか?水より卵の比重が大きいので卵は沈みました。これがプールの状態。今度は400mlの水に食塩100ミリグラムを入れて、溶かした食塩水(海の状態)に卵を入れました。子どもたちの予想は「浮く!浮く!」の大合唱。子どもたちの予想通り、食塩水の比重が卵の比重より大きくなり、卵が浮きました。これが、プールより海の方がみんなの体が浮きやすいことを証明する実験ができました。なかなか感動してくれたので、よかったです。先生が教えてくれることを覚えることも勉強ですが、もっと大切なのは、自分が「なぜ?」と思ったことを「考えたり、調べたり、人に聞いてみたり、実験したり」そんな思考が大人になった時、生きてくるのです。私は専門学校で仕事をしていましたが、どんな職業についても、仕事現場で必ず「問題」が起きます。その「問題」を解決する力は、小さいころから「なぜ?」という思考を持つことが大切だと思っています。もう1つは、「なぜ」と考えているうちに、夢中になれたり、好きな教科ができたり、すきな学習が見つかったり、自分の大好きが見つかり、将来のやりたり仕事が見つかれば最高です。なぜからはじまる大好きを探す学習を本校ではもっともっと深めていきたいです。