第14回 公募校長の軌跡 (校区間学校連携研修)
- 公開日
- 2016/08/29
- 更新日
- 2016/08/29
公募校長の軌跡
8月26日(金)本校、豊崎小学校、豊崎中学校の3校教職員が、本校に40人ほど、集まり、「3校合同夏季研修会」を実施しました。本校の教務主任の発案で、昨年度より1年間かけて、準備をして来ました。現場の教務主任から3校で「豊崎地区」を盛り上げていける、研修を実施したいという提案をもらい、当日も有意義な研修になりました。
大淀署の方に来ていただき、「携帯電話でのトラブル及び情報モラル」についての講話をいただきました。普段は聞けない、管内での具体的なトラブル事例を中心にお聞かせいただき大変、参考になりました。
その後は、「ワールドカフェ」という型式のグループワークで、日頃の学校での学習指導、生活指導の課題や悩みを共有することができました。
普段、お隣の小学校や中学校でも、ここまで意見交換できる機会はなかなかなかったと思います。これを機に、次年度はさらに議論を深め、「3校で連携できること」を具体的に決めていきたいと思っています。
教育センターなどで受ける、講義形式の集合研修も大切ですが、これからは「地域連携の時代」です。講義型式の研修を削減し、もっともっと中学校と小学校の先生が話し合えることで、小学校1年生〜中学校3年生までの9年間、ひとりの子どもをフローで見ていける体制ができると思います。
すべての公立で小中一貫学校をつくることはできません。
しかし、情報を共有することで、近づけることはできると思います。
まさにこれからは『ひとりひとりの児童、生徒を大切に、流れで成長を見届けていくフロー教育』がとても大切になってくると思っています。