第26回 公募校長の軌跡 学力向上施策1
- 公開日
- 2017/05/10
- 更新日
- 2017/05/10
公募校長の軌跡
平成29年度は、学力向上の為の施策として「朝学」「補習」「家庭学習」の三位一体改革を掲げています。学力が向上しない要因の1つとして、「積み残し」があげられます。
これは、あまり良く理解できておらず、ドリルも間違った状態のまま、振り返り学習ができず、時間がなく、いつのまにか次の単元に進んでしまい、さらにわからなくなっていく状態です。このことを解消する手段として、今年度から、「授業内補習」という新しい考え方にもとづき、毎月第2・第4火曜日の6時間目(2年生以上)に、「スタディータイム」をスタートさせました。この時間は、自分の学力や習得度合いに合わせて、担任のもとで「自学自習」をし、効率的に学力アップを図っていきます。普段わからないことが積み残しにならないよう、あらかじめドリルなどでできなかったところに付箋を貼っておき、その付箋の箇所を学習していくので、自分のペースで取組めます。担任不在の自習とは異なり、担任の先生がついていますので、当然わからない箇所があれば、指導を受けられます。学年、クラスによって若干取組方法が異なりますが、チャレンジ問題などにも挑戦でき、ポイント制を使って、楽しみながら授業をしているクラスもあります。まだ始めたばかりの施策ですのでこれから、教員同士で方法論の議論を重ねて、よりよい「スタディータイム」を実施していきます。
※第1回〜第25回の公募校長の軌跡は2016年度に掲載されています。