第27回 公募校長の軌跡 学力向上施策 2
- 公開日
- 2017/06/16
- 更新日
- 2017/06/16
公募校長の軌跡
前回も書きましたが、今年度は学力向上のための施策として、「朝学」「補習」「家庭学習」の3つの改革を実行していきます。前回の補習による「スタディタイム」に続いて、今回は第2弾、「家庭学習ノートの導入」です。
7月から試験的に実施し、2学期から本格スタートです。
すでに保護者の方には「学校だより 臨時増刊号」を配布しており、家庭学習ノートの導入の目的とすすめ方について書かせていただきました。
学力向上を目指すにあたって、「家庭での学習習慣の確立」は極めて重要と考えています。
学力が比較的高い都道府県を徹底分析していくと、ある共通項が見えてきます。
それは、「早寝・早起き・朝ごはんの習慣」ができていること。
そして、もうひとつは子どもたちに「自分からすすんで学習する習慣」が身についていることです。
大阪市の事例でなくても、他府県の成功事例でも構いません。
「学び」とは本来「まねる」ことです。
子どもたちの為になるなら、教育は「良いとこどり」をした方がいいに決まっています。
毎日ノートを開いて、自分で考えた自学自習をする。
少しの時間で構わないので、少しづつやってみる。
習慣になるまで大変だと感じるかも知れませんが、本来学習は楽しいものです。
楽しんでノートに書いてみましょう。
写真はすでに先行実施しているクラスのノートです。
このクラスは学力の成果が数値で出はじめています。
ノートをしっかり書いていて、びっくりするくらい、頑張っていますね。
3枚目の写真は先生に頑張った分だけスタンプを押してもらっている「スタンプカード」です。
「継続は力なり」
自分で学習する習慣が身につけば、成績向上をはじめ、
考える楽しさ、何かを創りだす喜び、
中学校に行っても、定期試験の勉強方法に生かせるなど
たくさんの良いことが待っているはずです。
さあ、「家庭学習ノート」で好きな学習を、楽しみながらしてみましょう!