学校日記

第29回 公募校長の軌跡 どくしょの木

公開日
2017/06/28
更新日
2017/06/28

公募校長の軌跡

読書感想文は誰の為に書くのか?

HPをご覧のみなさんも、小学生の頃、夏休みの宿題で、読書感想文の提出があり、頭を悩ましたことがあるかと思います。

本を読んで、自分の感じたことを書くのが通常の読書感想文ですが、、、
もうひとつ、読書感想文を読んだ人が「自分も読んでみたい」と思ってもらえうように書くということがとても大切だと思っています。ここを意識すると文章が上手になります。

自分が読んだ本をお友だちにも知ってもらう形として、図書館補助員さんや図書担当の先生が考えてくれたのが、この「どくしょの木」です。

写真にあるように、自分が読んだ本をお友達にも読んで欲しいという視点で指定の用紙に感想を書いて、箱に入れます。図書館補助員さんがどくしょの木にどんどん貼っていきます。

子どもたちは木の感想を読んで、今度読んでみたい本を決める参考にしてくれています。
まだ、始めたばかりですので、もっともっとたくさん増やしていきます。
木が育つほどに、読書の輪が広がっていきます。

感想を多く書いてくれたクラスを学期末に表彰する予定です。
今度は、先生方にも「おすすめ本」の感想を書いてもらおうと思います。

読書活動が活発になるよう、これからもみんなでアイデアを出し合って、新しい試みをチャレンジしていきたいと思います。