学校日記

第34回 公募校長の軌跡 認知症サポーター養成講座

公開日
2017/11/07
更新日
2017/11/07

公募校長の軌跡

昨日、「認知症サポーター」の養成講座を実施しました。

地域では、高齢者の方が外出時や徘徊をされた際、自宅への帰り方がわからずに迷子になるケースが増えています。

その時に、サポートしていただける方が少なく、困っている高齢者の方がたくさんいます。声のかけ方がわからないと、かえって警戒されるのではないか? 不審者に思われるのではないか?と遠慮がちになってしまいやすいのが現状です。

そこで、地域では認知症をサポートしてくれる人を増やそうと、小学校に話をいただき、本校の6年生が中学生や将来大人になっても、サポートできる人になって欲しいという思いで、今回この講座を実施しました。

特別老人ホームの相談員の方を中心に、民生委員の方や、区役所の方にもきていただき授業を実施しました。

講義のあと、実際にどんな風に高齢者に声をかけたらいいか?グループで話合い、発表をしました。

みんな真剣に授業を受けてくれてとてもよかったと思います。

次期学習指導要領では「社会に開かれた教育課程」というのが、1つの指針になっています。学校で完結する授業ではなく、地域・社会に役に立つ授業を取り入れていくというのも大切な方向性と考えています。

これからもこのような取り組みを積極的に実施していきたいとと思います。