学校日記

「黒いもの」と「赤いもの」 〜 児童朝会 校長講話

公開日
2024/04/22
更新日
2024/04/22

校長先生の夢ブログ

昨日のふれあいハイキングでのこと。
ソフトボール投げを教えてくださった方からこんな声をかけてもらいました。

「ありがとうございました!」…ん?お礼を言うべきはこちらなのに…。
良くお聞きしてみると、「一所懸命がんばってくれて教える方が元気をもらえた」そうです。「そんな考え方があるんだな」…立場を変えてみるといろんな考え方がありますね。

さて、クイズです。
『10秒間で、今みんながいる教室にある「黒いもの」を探してください、どうぞ』
(10秒後)
『目を閉じてください。教室に「赤いもの」はいくつあったでしょうか?』

・・・
赤いものを意識していなければ、なかなか答えられないのではないでしょうか?

自分の考えはこうだから…
と思い込んでしまうと、違う考え方が見えなくなってしまいます。
相手がどう考えているかは、意識するからこそ見えてくるのかもしれないですね。

ソフトボールを教えてくれた側の気持ちも、意識しないとわからないし、
友だちの意見も、知ろうと意識して初めてわかってくるのかもしれませんね。

※4月22日(月) 児童朝会 校長講話より