1月24日 能楽体験(1) その3 【4年生】
- 公開日
- 2014/01/24
- 更新日
- 2014/01/24
わくわく豊崎
山本先生に,仕舞のお手本を見せていただきました。
能では,
すり足で歩くこと
瞬きせず真剣に,そして気持ちを引き締めて取り組むこと
が大切だと教えていただきました。
芸能の世界では,人よりも抜きんでることが大事であり,それによって周りの芸がよくなること。そうやって,古来からの芸能が伝承されてきたこと。
みんなと同じことではだめで,競争していくことでレベルがあがっていくこと。それは学校生活でも同じで,妥協してはいけない。ということも教えていただきました。
また,正座で座ることや,扇子の置き方や持ち方,礼をする際の作法があることも教えていただきました。
能では気合や礼儀・姿勢を重んじます。
「気合とは,息を止めて前を見つめて何も考えないこと。じっと耐えること。」
と教えていただきました。
腕をまっすぐ伸ばし,息を止めます。これをすることで,たくさん息が吸えるようになり,集中力が増すことができます。
お腹から力強く大きく息を吐いて謡を謡うことができるようになればいいですね。
最後に,久田先生から,
「扇子も大切にしてください。舞台では足袋が命です。足袋はお風呂のときに自分で洗濯してくださいね。」
と宿題をいただきました。がんばってくださいね。
正座で座り,礼をして今日の稽古を終えました。次回は来週金曜日。NHKの取材もあります!