2月21日 能楽発表会 その1 【4年生】
- 公開日
- 2014/02/21
- 更新日
- 2014/02/21
わくわく豊崎
さあ,今日は能楽発表会。1時間目は多目的室で鼓と仕舞のグループに分かれて最後の稽古をしました。どちらのグループも気合が入っており,今日はいつもよりも大きな声で謡が響きます。仕舞の人たちが「玄象」を謡うと,その声の大きさに負けないように鼓の人たちも頑張ります。分かれて練習していても,子どもたちの思いは一つです。
自分たちの力を出し切って,今日の発表会を成功させたい!!!
さあ,能楽会館へ向かいましょう。
能楽会館に着くと,建物の中に能楽堂があり,その大きさに子どもたちもびっくり。2階の客席からも舞台を見せていただきました。
橋掛かりの横に,一の松,二の松,三の松があり,順に小さくして遠近感を出していることも教えていただきました。
能舞台の裏側も見学させていただきました。「シテ方お控え室」や,「狂言方・ワキ方お控え室」,「お囃子方お控え室」などがあり,「お囃子方お控え室」では夏でも火鉢があり,大鼓は革を乾燥させないといけないこと,逆に小鼓は皮を湿らせないといけないことを教えていただきました。
また,練習用の舞台も見せていただきました。ここも,能舞台と同じ三尺三寸(約6m)四方の広さがあります。
「ここで発表会をしてもいいのですが,みんなせっかく稽古してきたのですから,下の能舞台で発表しましょうね。」
能楽師の方でもなかなか舞台を踏むことのできない場所で発表できる子どもたち。なかなか味わえない経験のスタートです。