校内職員研修を行いました
- 公開日
- 2019/04/08
- 更新日
- 2019/04/08
お知らせ
本日は午前中に入学式がありましたが、午後からは職員研修がありました。
「困っている子を支えるため、理解を深める」研修会と題し、小学部、中学部の隔たりをこえ、教室いっぱいになるほどの教職員が、この研修に参加しました。
まずはじめに、問題行動をしている子どもに対して、「困った子」と捉えるのではなく、その子自身が、生まれながらの特性や、様々な要因で「困っている子」と捉えることが大切だと確認しました。
次に、繰り返して痴漢や万引きを繰り返してしまう人への様々な治療法を紹介してもらいました。
例えば、梅干を見て唾液が出るように、ある状況下において反射的に反応して問題行動や犯罪行為に及んでしまう。
このような症状にある人への治療として、「条件反射制御法」というものがあります。マネキンなどを用いて疑似体験をし、少しずつ条件反射を緩和させていきます。
このような専門的な治療を知ることで、子どもたちへの関わり方について今一度深く考えるきっかけになりました。
目の前の行動だけを追うのではなく、その背景にある様々な要因に対してどう支援していくかということを、今後も一層、勉強していく必要があると思いました。