アサーション学習(小学部)
- 公開日
- 2022/07/12
- 更新日
- 2022/07/12
お知らせ
小学部で「アサーション学習」を行いました。
「アサーション(assertion)」とは、
「自己主張」という意味の単語で、
相手と対等な立場に立って自己主張をするための
コミュニケーションスキルのことです。
相手の主張を否定したり、
強い口調で無理に押し込めるのではなく、
お互いの価値観を尊重しつつ、
自分の意見を的確に言葉にするための方法です。
と伝えても、小学生には難しすぎるので、
毎回「ドラえもん」に出てくる
3人のキャラクターに例えて、
ジャイアン(攻撃型タイプ)
のび太(非主張型タイプ)
しずかちゃん(相手も自分も大切にするタイプ)
の3通りのコミュニケーション場面をを比較することで、
「アサーション」を学習しています。
今回は、「気持ちのよいあいさつ」をテーマに、
教員が3通り(ジャイアン・のび太・しずかちゃん)
のロールプレイを見ながら、気が付いたことを発表しました。
子どもたちからは、
「声が小さいから(あいさつが)聞こえない。」
(「のび太」タイプのロールプレイ)
「ちゃんと顔を見てあいさつができていた。」
(「しずかちゃん」タイプのロールプレイ)
などの意見がでました。
次に、実際に気持ちのよいあいさつをするための練習を小グループ
に分かれて、練習しました。
最後に、活動をふり返って、感想を発表しました。
「(演技とはいえ)あいさつが無視されたのは嫌だった。」
「あいさつが返ってくると、元気がもらえた気がする。」
などの発表がありました。
1学期も残り少なくなってきましたが、
今日学んだことをもとに、日ごろから「気持ちのよいあいさつ」
について考え、毎日いつでもできるようになってほしいです。