生活指導(小学部)
- 公開日
- 2019/02/14
- 更新日
- 2019/02/14
お知らせ
2月14日(木)の5時間目に、小学生全員に生活指導を行いました。
物をあげたりもらったり、物の交換をしたり、または、人の物を取ってしまったり・・・。
物にまつわるトラブルは、今も昔も変わらず起こりえるものです。
あとわずか1か月半で、進級進学の時期になります。
ワクワクドキドキ、気分がフワフワ、新しい持ち物が嬉しい季節がやってくる前に
小学生全員で物にまつわるエトセトラを考えました。
小学校の先生たちが、4つのケースを演じます。
【ケース1】欲しがるパターン
友だちに、シャーペンをちょうだいとねだられて、あげてしまったことがきっかけになり、
何人もの友だちにいろんなものをあげなくてはいけなくなったというケース。
【ケース2】あげたがるパターン
「これ、あげる。」といろいろな友だちにボールペンをあげたり、消しゴムをあげたり・・・。
みんな喜んでくれるから、仲良しなんだと思っていたら大間違い。
物の切れ目が縁の切れ目と言わんばかりに離れていく友だち。
どうしてこうなっちゃったんだろうというケース。
【ケース3】
見たいDVDを持っている友だちと自分のDVDを交換。
数日後、やっぱり大切なDVDだと気づき、交換の取り消しを求めたけど、断られてしまい困ってしまうケース。
【ケース4】
つい、ちょっと、と魔がさして、友だちのマグカップを盗んでしまう。
その友だちは、大切なマグカップがなくなって落ち込んでいる。
その様子を見て、正直に言いだすべきか、いや、怒られるのはまっぴらだ。黙っておこう。
いや、やっぱりそれはダメだよな。と葛藤するパターン。
先生たちの演技力のおかげで(?)子どもたちからはたくさんの意見が出ました。
「最初から物のあげあいせんかったらよかったのに。」とか、「人の物は、とったらあかんわ!」とか、素直な気持ちを伝えてくれました。
大きくなっても、その素直な気持ち、忘れずに持っていてね。