学校日記

キャリア教育 JICA国際協力出前講座

公開日
2023/10/24
更新日
2023/10/24

お知らせ

 10月23日月曜日の5時間目に、キャリア教育としてラオス人民共和国の学校で働いている日本人の方とオンラインで繋ぎ、出前授業をして頂きました。

 オンラインで外国と繋ぐということ自体初めてだったので、子どもたちは少し緊張した様子でした。しかし講座のはじめに、ラオスの現地の方々が笑顔で日本語で挨拶をしてくれたので、緊張もほぐれ表情が和らぎました。

 まず、ラオス人民共和国の文化や民族衣装、食べ物や建築物の紹介をして頂きました。食べ物は日本と似ているところも少しありましたが、ネズミやリスやアリなど日本では食べなれないものもあり、驚いていました。

 次に、講師の方がなぜ理学療法士になろうと思ったのか、そして海外で働こうと思ったきっかけを教えて頂きました。

 最後に分校の子どもたちが質問をして、ラオスの方に答えて頂きました。

 分校の子どもたちは毎日寮の作業で野菜を育てているので、

「ラオスでよく採れる野菜は何ですか?」

と質問をする子がいました。その質問に対して、

「急いで採ってくるから少し待っていてね!」

と言って採りに行き、野菜を見せてくれました。

 その優しい行動に子どもたちはびっくりし、「ラオスの方々のおおらかで優しいところって素敵ですね。」と言っていました。

 国名を聞いたこともなかった子どもが多かったのですが、今回の出前授業でラオス共和国のことをたくさん知ることができました。そして、外国で働くという選択肢を知れたことにより、子どもたちの将来がまたひとつ大きく明るいものになったと思います。

 外国で働くことは難しくて手の届かないところにある感じがすると言っていた子も、講座の後に聞いてみると、考えが変わった、行動力が大事なんですね!! と言っていました。

 これからも、子どもたちがなりたい自分や、やりたい仕事を見つけて明るい未来を送れるように、キャリア教育を積み重ねていきたいです。