学校日記

クレペリン検査の活用研修について

公開日
2016/03/09
更新日
2016/03/09

中学部

 3月2日(水)に、昨年の12月に実施した内田・クレペリン精神作業検査の結果の活用について、この検査の第一人者と称される大教大名誉教授の船越先生に来校していただき、検査の有効な活用方法を中心に詳細なお話しや、今回の検査結果を踏まえた各担任との個別相談などの教員研修を行っていただきました。
 内田・クレペリン精神作業検査の研修では、人柄については大きく4つの群に分かれ、各群での指導指針を紹介していただきました。
 また、性格10類型の精神的特徴とその一般的指導法についても細かく教えていただきました。さらに精神的に健康な人は、「自ら楽しみつつその楽しさを他人が認め、喜ぶ状態を作っている。」ことであり、どの人柄も健康な状態になるよう働きかけるようにすることが大切だと話されていました。
 その後、各担任との個別相談ではクレペリンの結果をもとに、児童・生徒一人一人の特性について分析していただき、その特性に応じた生活・学習の指導や系統的な進路選択などのアドバイスをいただきました。
 この研修で学んだ事を基に、クレペリン検査の結果をより一層継続的に、かつ計画的に活用していく予定にしています。