学校日記

10・26(月)ジュラシック・ナカノ〜児童朝会 小鳥校長先生のお話〜

公開日
2015/10/26
更新日
2015/10/26

お知らせ

「さかなくん」という人が時々テレビに出てますね。「恐竜くん」という人もいるそうです。今日は恐竜の話をします。

 恐竜っていつ頃の動物なんでしょう? 大昔の事ですね。地球はできてから46億年になります。数字が大きすぎますので、カレンダーを頭の中で描いてください。この46億年を1年間に縮めて考えてみましょう。

 今日は、10月26日ですが、この段階では、まだ恐竜はいません。恐竜の登場は12月13日頃で、絶滅するのが12月26日、クリスマスの後になります。人間が登場するのは大晦日の12月31日午後11時40分、除夜の鐘の鳴る少し前なんです。恐竜の時代が二週間あるのに対して、人間の時代はわずか20分しかないんですね。いかに恐竜が長い期間繁栄していたのかがわかります。

 ところで、みなさんは恐竜の名前をいくつか知っていますよね。草食恐竜のステゴザウルスとかトリケラトプス、ディプロドクス、空を飛ぶプテラノドン、そして何より一番人気はティラノサウルスですね。このティラノサウルスは凄かったらしいです。大きさは高さにしてキリンと同じくらいの高さで、あの大きな頭は約500kg、大きなライオン2頭分以上あったそうです。6年生が先日の修学旅行で見た鳥羽水族館のセイウチ、小さい方が600kgと言ってましたからあれくらいですね。牙は20cmくらいの大きさがあったようです。更に、恐竜といえば身体が大きいのでノッシノッシとゆっくり動くように思いますが、ティラノサウルスだけは動きは素早かったという事です。まさに、史上最強という事ですね。

 そして、このティラノサウルスに非常に近い動物が今も生きています。この中野小学校にもいっぱいいます。なんと、「すずめ」なんです。今、恐竜の研究をしている人たちはこのティラノサウルスの生き残りと言える「すずめ」を研究していて、遺伝子操作という事をやって歯の生えたすずめとか尻尾のあるすずめができるかもしれないんです。数十年後には中野小学校の芝生がジュラシックワールドになって、ミニティラノサウルスがピョンピョンしているかもしれませんね。

 今の校長先生の恐竜の話が、本当かどうか、明日から読書週間ですから二週間の間に本を読んで調べてみましょう。

 ※朝会の最後に、健康委員会から、今週は、「手洗いゴシゴシ週間」ですというお知らせがありました。