12・21(月)明日は、冬至です。(〜児童朝会、小鳥校長先生のお話〜
- 公開日
- 2015/12/21
- 更新日
- 2015/12/21
お知らせ
みなさんお早うございます。明日の12月22日は冬至ですので、冬至の話をします。冬至というのは一年間で昼間の時間が一番短い日です。これは知っている人も多いと思います。しかし、昼間が一番短いという事は日の出が一番遅くて日の入りが一番早いというように思いますが、これは違うんです。一番日の出が遅い日は冬至の二週間後の三学期の始業式の日くらいが一番遅い日になります。日の入りは反対に冬至の二週間くらい前の12月7日くらいになります。
この冬至という日はおめでたい日でもあるのです。それは、この日が太陽の力が一番弱い日で、この日からだんだん力が強くなる。つまり、冬至を境に「運」が向いてくる、みんなが上昇運に転じる日という事からきています。
そして、この「運」を呼び込むために良いと言う食べ物があります。「ん」が付く食べ物です。「にんじん」、「だいこん」、「れんこん」などです。中でも「かぼちゃ」が一番食べられます。かぼちゃは漢字で書くと「みなみ」と「うり」と書いて「なんきん」と読みます。「ん」が付きますね。太陽は東から上がって南の空を通り西に沈みます。この南の明るい空が運の良い方向と言われ、運が良くなる食べ物「なんきん」につながっています。また、この「なんきん」にはビタミンAやカロチンがたくさん含まれているので風邪の予防に良い食べ物である事からよく食べられます。今日の給食にも出ますので美味しくいただきましょう。
最後に冬至には「柚子湯」に入る習慣もあります。みかんのような黄色で表面がデコボコした果物ですが、この柚子の皮にはクエン酸やビタミンCが多く含まれていて、これをお風呂に入れると身体が温まり、また香りも良いのでリラックスしてゆっくり湯に浸かる事から風邪の予防に効果があります。
明日の冬至、日本の大事な行事です。十分楽しみましょう。それでは、今週一週間、雨が多いようですが二学期の最後の週です、がんばりましょう。