5・9(月)今週のバーズ・トーク〜色のひみつ〜
- 公開日
- 2016/05/09
- 更新日
- 2016/05/09
お知らせ
みなさんおはようございます。今日はゴールデンウイーク中の4日、みどりの日に淀川河川敷の緑の中を走りながら考えた話をします。「色」の話をします。
今朝は、放送朝会で見えませんが、ここに青色のTシャツがあります。中野小学校のPTAの方が着ているようなTシャツです。そして、校庭の日の丸の旗の下にたくさん葉を広げているヘデラという植物、緑の葉がきれいですね。そのヘデラの葉、きれいな緑の葉っぱを「青葉」と言ったりしますよね。テレビのCMで時々、こんな葉っぱをジュースにしたものを「体に良い青汁」とか言って宣伝していますよね。なぜ、緑なのに青と言っているのでしょう。青と緑は違った色なのに、間違ったことを言っているのでしょうか。いいえ、言葉の使い方としては間違っていないのですね。
この原因は、昔、むかしの大昔にさかのぼります。日本に言葉が伝わった頃、色を表現する言葉は四つしか無かったんです。「白」、「黒」、「赤」、「青」の四つです。この四つの色が表現しているのは、まず、明るい、暗いです。「白」と「黒」を使って表現します。当然、明るいは「白」で、暗いは「黒」での表現になります。
さらに、暑いと寒いを「赤」と「青」で表現しました。今、暖色系の色とか寒色系の色とか言うことがありますね。だから、青に近い色は全て「青」、緑も「青」と言いました。その後、この四つの色からいろいろな色が作り出され、表現されるようになりました。みなさんは当然、今のたくさんある色の表現をきちんとしてくださいね。
それでは、今週は雨のスタートになりましたが、金曜日まで学校はあります。お休みモードから切り替えてがんばって勉強しましょう。お話を終わります。