学校日記

6・20(月)今週のバーズ・トーク〜1年で一番昼間の長い日 「夏至」〜

公開日
2016/06/21
更新日
2016/06/21

お知らせ

 みなさんおはようございます。今日が6月20日、明日21日は、「夏至」で、1年で一番昼間の長い日になります。どれくらいかわかりますか? 日の出から日の入りまでが14時間30分もあります。これは12月の「冬至」の日と比べて4時間40分も長いんです。この「夏至」も「冬至」も二十四節気の一つですね。
 日本には1年間を24に分けて二十四節気と呼び、その時々の自然現象とか動植物の動きとかに関連して、「夏至」とか「冬至」と呼ぶ時期があります。今では雨が降ってもショッピングセンターに行けば1日遊べるし、暑くてたまらなくてもお部屋でエアコンのスイッチを入れると快適になります。でも昔はこうではなかったんですね。50年ほど前でもエアコンなどあまりなかった時代です。数百年前になると想像の世界ですね。その時代の人は、雨が降ればそれなりの楽しみをしたんです。雨の中で元気なカエルを見て楽しんだり、きれいなアジサイとか花菖蒲とかの花を見て楽しんだりしました。暑くなれば、涼しく感じられるような工夫もしました。昔の人のこのような感覚は素晴らしいですね。学校の中には昔ほどではありませんが、カエルはいると思いますし、アジサイは咲いています。
 そして二十四節気の話ですが、「夏至」の次、約二週間後には「小暑」、小さく暑いと書きますが、これが梅雨明前の非常に雨の多い時期になります。その次に「大暑」、大きく暑いと書きますが、これがちょうど終業式ぐらいですね。みなさんの楽しみにしている夏休みが始まるんですが、二十四節気ではこれで「夏」は終わります。8月の初めには早くも「立秋」、秋が立つと書きますが、秋になります。
 昔の人ってやっぱり感覚が素晴らしかったようですね。難しいとは思いますが、いろいろなものの変化から季節の変化を感じられるようになりましょう。
 今週からプール水泳授業が始まります。苦手の人もいるとは思いますが、がんばりましょう。