学校日記

9・5(月)2学期最初のバーズ・トーク〜リオの熱闘の中で・・・〜

公開日
2016/09/05
更新日
2016/09/05

お知らせ

 みなさんおはようございます。今年は夏休みの半分にわたってリオデジャネイロオリンピックが行われました。みなさんもテレビを見て感動したと思います。以前お話した水球のポセイドンジャパンも健闘したのですが、最初の試合で強力なギリシャに第3ピリオドまでリードしながら逆転負けして、非常に残念でした。日本のメダルラッシュはすごかったですね。メダルを取った人、残念ながら取れなかった人も大健闘でした。それとは別に、一つすごいことだなと思ったことがありました。
 それは、オリンピックに初めて「難民選手団」がたった10人ですが参加したということです。「難民」というのは自分の国で紛争などの様々な理由によって生活できなくなって、他の国に逃げている人で、保護されている国の国籍が取れていない人のことです。例えば、この中野小学校の近くに戦車がいて、いつ弾薬が飛んでくるかわからない状況であったり、爆撃機が来て爆弾がいつ落とされるかわからないような状況では、安心して勉強も運動もできませんよね。だから外国に逃げているわけです。
 オリンピックのような国を代表して選手が出ているような大会では「難民」のような人は当然出場できなかったんですね。そのような困難な立場にある人たちが特別な「旗」を持って開会式に参加していました。残念ながらメダルは取れませんでしたが、このような人達が参加できることになったリオオリンピックはやはり素晴らしかったですね。そして、この難民の人達が早く祖国に戻れるような平和が来るといいですね。
 さあ、今週から運動会の練習が始まります。私たちはこの平和の下でスポーツができることを誇りに思って頑張って練習しましょう。運動会に金銀銅のメダルはありません。頑張っただけ素晴らしい結果が出ます。お話終わります。

 ※小鳥校長先生のお話の後、夏休み、スポーツでがんばり、成果を上げた人たちの表彰がありました。(学童泳力記録会、女子ソフトボールクラブ)