学校日記

11・21(月)今週のバーズ・トーク〜勤労感謝の日のお話〜

公開日
2016/11/21
更新日
2016/11/21

お知らせ

 みなさんおはようございます。今週は水曜日が勤労感謝の日でお休みです。勤労感謝の日というと、みなさんはお家の方が働いてくれるから学校で勉強できるんですね。だから、お父さん、お母さんが毎日頑張って働いてくれてありがとうと感謝の気持ちを表しましょうという感じですね。間違ってはないので「ありがとう」と言いましょう。でも本来の意味はちょっと違いますので「勤労感謝の日」の本当の意味を覚えましょう。
 「勤労感謝の日」は昭和23年に制定された祝日なんですが、それまでは「新嘗祭」と言って、ずーっと昔、飛鳥時代、今から1300年から1400年前から行われているお祭りが元になっています。この新嘗祭というのは、いわゆる「収穫祭」で、日本という国は。もともと農業国ですから、春に植えた作物が実って、特に主食としていた五穀、米、
麦、粟、豆、稗が豊かに実った事を感謝して行われた祭りなんです。ですから、今では8月くらいには、お店に今年獲れた新米が並びますが、昔はこの新嘗祭で初めて新米を食べると言われるくらい重要なお祭りだったんですね。
 そして、この「収穫祭」と言われるものは、世界中のいろいろな国でも行われています。例えば1か月前の「ハロウィン」これも元をたどれば、昔のケルト人の収穫祭でした。ドイツでは「オクトーバーフェスト」と言って、大きなジョッキでビールを飲んでいるのがテレビのニュースで紹介されます。スペインの「トマト祭」も有名ですね。必ずニュースになります。みんなで真っ赤なトマトを投げ合うお祭りですね。
 このような感じで、いろいろな国で行われる「収穫祭」と同じものが「勤労感謝の日」の起源であるという事を覚えておきましょう。
 それではこの勤労感謝の日を挟んだ1週間ですが、土曜日は90周年お祝い学芸会です。お家の人、地域の人がたくさん見にきてくれます。頑張って練習しましょう。お話終わります。