楽しい国語の物語文の授業 3年2組
- 公開日
- 2025/04/27
- 更新日
- 2025/04/27
お知らせ
「楽しい授業」と言うとどんな授業を思い浮かべますか?この授業は本当に楽しかったので詳しく紹介します。
物語文のある場面を豊かに読み取り、音読に生かすというねらいです。まず1枚目の写真左にある「気どった声」を表現したい。「気どった」を辞書で調べますが載ってない。そう、「気取る」と言い切りの形に直して調べないといけないことに気づく子どもたち。やっと見つけて、みんなで意味を確認して、いよいよ音読。子どもたちは、次々と手をあげて発表していきました!「はあい、目ざましラッパ、サンキューサンキュー!」録音して保存したいくらい生き生きとした表現でした。
本気で登場人物になりきれるのは、クラスの雰囲気がいいからです。感情を込めて音読したらクスクス笑われたり、茶化されたりするクラスでは絶対にできません。自分なりに思いっきり表現してもみんながちゃんと受け止めてくれるという安心感があるからこれが出来る。つまり、学力をみんなで高め合うにはこの「安心感」が必要なんです。このクラスにはそれがちゃんとある。
そして、次は「動作化」です。国語科の物語文の読み取りでよく使われる手法です。
1枚目野写真の右の1文に対して「カエルはどんなふうに出てきたのかやってみて。」という橋本先生の絶妙な発問。
「パッパッポーン」という言葉から、カエルの気持ちやとび起きてくる様子を頭の中で想像する子どもたち。だんだん顔がニヤニヤしてくる。そして、みんながカエルになりきって、机を落ち葉に見立てて、パッパッポーン!ととび起きるところが3枚目の写真です。
3年2組のみなさん、こんな授業を見せてくれてありがとう!