6年生 「全国学力・学習状況調査」
- 公開日
- 2026/04/23
- 更新日
- 2026/04/23
お知らせ
毎年、4月の恒例になった「全国学力・学習状況調査」です。日本全国の6年生と中学3年生が同じ時間帯に同じ問題で実施されます。約50億円〜60億円規模の国家事業です。約2万8,000校、対象となる児童生徒数は約200万人ですので、子ども一人あたりに換算すると「約2,500円〜3,000円」ほどの公費が投じられている計算になります。
この調査は、テストではありません。日本中の子どもたちの学力や生活習慣をチェックして、これからの教育をより良くするための指標として使われます。今年は理科がないので、国語・算数の2教科です。単なる暗記ではなく、「知識をどう使うか」という思考力を問う問題が多いのが特徴です。それから、質問紙調査という 学習習慣(家でどれくらい勉強するか)、生活習慣(朝食を食べるか、SNSをどれくらい使うか)、将来の夢などについての児童アンケートです。
この調査の特徴は、アンケート結果とテスト結果を掛け合わせて分析することです。
学力(正答率)と特に関連が深いとされているのは、
基本的な生活のリズムが整っているほど、正答率が高い傾向がはっきりと出ています。
朝食を毎日食べる子と全く食べない子では、正答率に10%〜20%近い差が出ることがあります。脳のエネルギー源としての重要性がデータで示されています。
決まった時間に寝て、十分な睡眠(小学生で8〜9時間程度)をとっている子ほど、学力が高い傾向にあります。
スマホ・ゲームの時間は、 1日4時間以上利用するグループは、利用時間が1時間未満のグループに比べて、平均正答率が大きく下がる傾向にあります。
本(マンガ以外)をよく読む子は、国語だけでなく算数や数学の正答率も高い傾向にあります。文章を読み解く力(読解力)が全ての教科のベースになると考えられています。
「学校の宿題を家できちんとする」習慣がある子ほど、基礎学力が定着しています。
新聞を読んだり、ニュースについて家族で話したりする家庭の子は、自分の考えを記述する問題に強い傾向があります。
「自分にはよいところがある」と思っている子や、「難しい問題でもあきらめずに取り組もうとする」意欲がある子ほど、正答率が高いことがわかっています。
「自分で計画を立てて勉強している」と答えた子は、そうでない子よりも高い得点を得る傾向にあります。
「授業で自分の考えを発表する機会がある」「友達と意見を交換して考えを深めている」と感じている子は、思考力を問う応用問題に強い傾向があります。
パソコンを使って調べ学習をしたり、自分の考えをまとめたりすることに慣れている子ほど、現代的な学力(CBT方式など)に対応できている傾向があります。
「規則正しい生活」や「対話のある家庭環境」が学力の土台を作っているということです。「ゲームを何時間しているか」「朝ごはんは食べたか」といった日常の何気ない声がけが、お子様の学力を支える一番の近道かもしれませんね。
また、学校ごとの児童の学力の傾向もデータとして出ています。高倉小学校の分析結果も毎年このホームページで公開しています。ぜひご覧ください。今年度の結果も夏休み終わりくらいに返却されてきますので、学校としての分析を行いこのホームページでまた公開させていただきます。