児童集会 校長先生のお話です。
- 公開日
- 2023/06/13
- 更新日
- 2023/06/13
お知らせ
これまでの児童朝会で、校訓「希望・学び・感謝」をもとに、大リーガーで活躍している大谷翔平選手も、小学校時代から夢や希望をもって努力してきたことを紹介し、自分の興味があるものや好きなものに挑戦し、夢や希望を持つことの大切さをお話ししました。
また、ノーベル化学賞を受賞した大阪の吹田出身の吉野彰さんは、小学校時代の授業で化学に興味を持ったこと、そして、夢の実現のために、学校のお勉強をしっかりすることが大切であるというお話をしました。先生のお話を聞いて、一生懸命お勉強をしていますか。
今日は自分の夢や希望を実現するために、もう一つ大切なことをお話しします。それは、「感謝」の心です。
人に感謝したときに、なんて言いますか。「ありがとうございます」と言いますね。
ありがとうの語源は、「ありがたし」「滅多にない」「珍しくて貴重だ」という意味を表しています。ここから感謝の言葉として使われます。「ありがとう」の反対語は何でしょう。
それは、「あたりまえ」です。
毎日の生活で、特に「当たり前」と思っていることを振り返ってみましょう。
「学校へ来てお勉強ができている」お家の人や地域の方々、学校の先生方のおかげ。
「毎日おいしい給食が食べられている」給食調理員さんのおかげ。
「学校は楽しい」友だちのおかげ。数えたらきりがありません。
「当たり前」と思っていることが、たくさんの人に支えられて成り立っていること、身近な人のおかげで可能になっていることに気がついた人は、1つ上の考え方を持つことができます。
感謝の心は、自分を素直にし、自分の実力を発揮できる力を生み出すことができるそうです。北京オリンピックで金メダルを獲得したソフトボールチームのコーチが選手たちに、感謝の心を持つために、自分がお世話になった人に会いに行くように伝えたそうです。
これまでお話をした校訓「希望・学び・感謝」
「夢や希望を見つける」「学びに励む」「感謝の心を大切にする」を覚えてくださいね。
そして、自分の思い描いた人生を実現し、明るい未来を送れるように淀川小学校で頑張ってください。よろしくお願いいたします。