卒業遠足に行ってきました PART2 【視点B 道徳心・社会性の育成】
- 公開日
- 2015/02/13
- 更新日
- 2015/02/13
6年生からのお知らせ
金閣寺に到着する前に、教室やバスの中で「金閣寺はだれが建てたのか。」「建てられたのは何時代であったか。」など子どもたちに尋ね、社会の歴史で学習したことを振り返ってから向かいました。もう忘れているだろうなと思いながら質問したのですが、誰が建てたのかという質問には「足利義満!」と多くの子どもたちからすぐに答えが出たので安心しました。ただ、何時代の話かと尋ねると、「んん〜・・・平安時代?」と自信のないお返事。もう一度その頃の歴史を振り返る良い機会となりました。また、現在の金閣寺は一度焼失し、建て直されたものであることも伝えました。
金閣寺では、当時義満公が茶の湯に利用した水を汲んだ場所や義政公が大切にしたという手水鉢などもあり、その時代の空気を感じながら見学することができました。また、金閣寺は3階建てでそれぞれの階の建物の様式の違いも見ました。窓の形を見るとわかります。当時義満公が様々な立場の人をもてなすためにそのような造りにしたといわれています。それぞれどんな造りになっていたのか子どもたちに尋ねてみてください。
そして、金閣寺を出ようとした頃、お経が何やら聞こえてきました。この日は節分で年に2回しかない開扉法要の日だったのです。たくさんの僧侶がお経の書かれた紙をダイナミックに広げながらお経を読む姿に子どもたちも見入っていました。めったに見ることができないものも見学することができました。