学校日記

「昔のくらし」体験

公開日
2014/02/20
更新日
2014/02/20

3年生からのお知らせ

 今日は、社会科の「昔のくらし」の学習の一環で、七輪を使ってお餅を焼く体験活動を行いました。地域の老人会の方にも活動に参加していただき、丁寧にご指導いただきました。
 はじめに、地域の方に自己紹介していただくとともに、小さい頃していた遊びやくらしについてお話していただきました。自転車の車輪を棒を使って転がしたり、瓦をならべて的当てをしたり、雪の日には自分でそりを作ってそり滑りをしたり、竹を切って竹馬を作ったり、身の回りにあるもので工夫して遊んでいらしゃったそうです。また、おやつは畑のキュウリやトマト冬の間にたくさん作っておくかきもちなど、今と大きく異なる生活に子どもたちも興味深々でした。
 いざ、火おこし。炭に火がつくまで新聞紙や割り箸に火をつけ、空気を送りこみます。老人会の方にアドバイスをうけながら、火吹き竹や新聞紙を使ってみんなで火をおこしました。「目が痛い。」「煙が苦しい。」と口々に話していましたが、それでも七輪から離れず、炭に火がうつる様子を見守っていました。
 焼けたおもちは、砂糖醤油をつけて食べました。老人会の方からもお餅と海苔をいただき、子どもたちは2つのお餅を嬉しそうにほおばっていました。
 老人会の方へのお礼の手紙を読んでいると、昔の人が知恵を使い、工夫をこらしながら生活をしていたことや火をおこすことにも大変苦労をしていたことを子どもたちが実感できたのが伝わってきました。家庭ではなかなか経験することができないことを体験できたこと、また、クラスのみんなでお餅を焼いて食べたことがとてもうれしかったようです。
 

 給食、残すだろうなぁ。と思っていましたが、いつも通り完食でした。
 3年生の食欲、底なしです。