いじめを考える日 朝会講話
- 公開日
- 2020/06/30
- 更新日
- 2020/06/30
お知らせ
月曜日の全校朝会は、ソーシャルディスタンスを取りながら講堂で行いました。
九条南小学校では「いじめについて考える日」を設定し、学校全体及び各学級で、いじめについて考えるようにしています。
校長先生からは、相手の気持ちや立場を考えるやさしい気持ちを持ってほしいと、次のようなお話がありました。
みなさんは「どうぞのいす」というお話を知っていますか。今日は、新聞で紹介されていた九州で実際にあった「どうぞのつくえ」のお話をします。
あるパン屋さんから、4月の末にコロナウィルス感染症による外出自粛で困っている人にどうぞとたくさんのパンが、あるところに送られてきました。しかし、そこでも人が集まることができません。そこで、受け取った人は玄関に机を出し、「ご自由にお持ち帰りください」と張り紙をしておきました。すると、翌日にはパンに代わってとれたてのタケノコが、そしてタケノコが減ると玉ねぎがどっさり、というように「どうぞ」の気持ちがつながっていきました。
誰かのためにと考えるやさしい気持ちがあると、人と触れ合うことができないときでも、つながりができるのですね。
「どうぞ」「ありがとう」がつながって、やさしい社会にしていきたいですね。九条南小学校でも、相手のことを考えて、やさしいつながりを作っていきましょう。