全校朝会校長講話「『愛』の反対の言葉は」
- 公開日
- 2015/10/19
- 更新日
- 2015/10/19
お知らせ
「愛」という言葉があります。運動会の応援合戦の最後にポンポンを使って英語で表現していたLОVEです。「人を愛する」「愛は海よりも深い」などに使われる言葉です。
「愛」の反対の言葉は何でしょう。少し考えてみてください。
さて、インドでもっとも貧しい人のために自身の一生をささげたマザー・テレサという人がいます。彼女は、いろいろな人が自分に会いに来た時に必ず「愛の反対の言葉は何ですか」と聞いたそうです。ほとんどの人は、「憎しみ」と答えたそうですが、マザー・テレサは「無関心」と答えたそうです。インドで誰にもみとられずに死んでいく人たちや病気に苦しみながら家族にも見捨てられた人たち。そのような人に誰も関心を持たなかった時、マザー・テレサは彼ら忘れ去られている人たちに関心を持ち、助ける運動を起こしました。マザー・テレサという人に関心のある人は、図書室で調べてみてください。調べて分かったことを担任の先生や私に教えてください。
そこで、みなさん、この話を自分の毎日の生活にひきつけて考えてみてください。クラスの中で一人ポツンとしている人はいませんか。友だちを無視していませんか。人間を最も苦しめるのは、「無視」「無関心」ということを知っておいてください。