全校朝会 校長講話「風邪に負けない強い体をつくろう」
- 公開日
- 2015/11/24
- 更新日
- 2015/11/24
お知らせ
校庭の木々を見ると、2学期のはじめのころと比べて随分景色が変わっていることに気づくでしょう。季節は確実に冬に向かっています。管理作業員さんが、毎日、時間をかけて、学校内外の落ち葉を回収しながら、掃除をしてくれているので、学校を美しく保つことができています。
北風、木枯らし、空っ風。これから吹く冷たい風は、勢いよく木の葉を吹き飛ばしてしまいます。葉を落とした幹と枝だけの冬木立は、いかにも寒そうな冬景色です。大阪市内では経験できませんが、山の近くに住む人は、山を越えて吹き付けてくる空っ風や冷気を帯びた冷たくて強い風を経験しています。
群馬県の「上州の空っ風」が特に有名です。
宮沢賢治の「風の又三郎」の中で、強い風のことを次のように表現しています。
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱい かりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう
この本に興味のある人は、図書室で手に取って読んでみてください。
これから、寒くなってきますが、休み時間は、まず窓を開け教室内に風を通しましょう。そして、運動場に出て遊びましょう。運動がんばりカード「チャレンジ九条南っ子」がみなさんの手元に届いていると思います。今回は、「のぼり棒」と「うんてい」だけですが、これから、違う種類のカードが配られますので、それらのカードも使いながら、今までにしたことのないいろいろな運動あそびにもチャレンジしましょう。とにかく休み時間は、必ず運動場に出て遊ぶ習慣をつけ、体力をつけることで風邪に負けない強い体を作りましょう。
そして、遊び終わったら、必ずうがい手洗いをする。これを忘れないようにしてください。