全校朝会 校長講話「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」
- 公開日
- 2016/02/22
- 更新日
- 2016/02/22
お知らせ
天気の長期予報では、今年の大阪の桜の開花時期は、例年より早い3月末ということでした。入学式まで、桜の花が咲いていてほしいなと思います。
春がやってきたことを告げるウグイスが、美しい声を響かせるのが、ちょうど今頃です。都会では、ほとんど聞くことはありませんが、ウグイスのさえずりを聞くと、もう春がそこまでやってきたんだなと思います。
春告鳥(はるつげどり)とも言われるウグイスは、四月になると山に帰ります。ホーホケキョと尾を揺るがして鳴き、ケキョケキョと告げて鳴くことを「ウグイスの谷渡り」と言います。
この季節になると、「梅一輪 一輪ほどのあたたかさ」という言葉が頭に浮かびます。梅の花は、一つ一つの花びらが互いに寄り添って一輪の花をつくり、本当にほほえましく思います。私には、その梅の花の姿が、九条南小学校の各学級の子どもたちの姿に見えます。先日、低学年の学習参観がありましたが、1・2年生の子どもたちの様子を見ると、先ほど、話した梅の花のように学級としてのまとまりがとてもいいので、眼を細めて授業を見ていました。これまでに学んだことがしっかり身に付き、仲間づくりができているなと思いました。保護者のみなさんの前で堂々と発表できていたことにも感心しました。もちろん3年生以上の学級も素晴らしい仲間づくりができています。日ごろの授業中や休み時間の遊んでいる様子を見れば分かります。
3学期も残り少なくなってきましたが、さらによりよい学級にするために、そして、たくさんの仲間との楽しい思い出を作るために、自分にできることは何かを考えながら学校生活を送ってほしいと思います。