全校朝会 校長講話「正しい姿勢が健康への近道」
- 公開日
- 2017/04/24
- 更新日
- 2017/04/24
お知らせ
学校では、教室で勉強している時間が一番長いので、今日は姿勢について考えてほしいと思います。
担任の先生からも「本を読むとき」「ノートに字を書くとき」「リコーダーを吹くとき」「食事をするとき」など、その都度、姿勢については指導されていると思います。自分は毎日どのような姿勢で勉強しているか、一度振り返ってみてください。
正しい姿勢で勉強するとよいことが2つあります。
まず、一つ目は、「集中力が身に付く」といこうことです。背筋を伸ばして、胸をはると、呼吸がしやすく、肺に十分な酸素がいき、脳にも酸素が十分に回っていく、脳に酸素が十分回ると、物事をしっかり考えることができます。逆に姿勢が悪いと、脳が酸素不足になり、集中力がなくなるということになります。
2つ目は、「健康になる」ということです。姿勢がよいと「健康になる」のは、なぜかというと、姿勢が悪いと首の筋肉が緊張したり、背骨が曲がったりしてきます。その影響が内臓にまで出てくるのです。頭が痛くなったり、おなかが痛くなったりするのも、姿勢に関係している時がよくあります。また、姿勢が悪いと視力が低下してきます。
どうですか、自分自身のことを振り返ってみて、正しい姿勢で勉強できていないと思う人は、教室の中だけでなく、すべての生活場面で正しい姿勢をこころがけるようにしてください。そうすれば、集中力が身に付き、健康な体になるでしょう。正しい姿勢が健康への近道になるのです。
さて、「読書の習慣を身に付けるということは、人生のすべての不幸からあなたを守る避難場所ができることである」という言葉があります。つまり、本から知識を得、その知識が知恵に変わることで、よりよい生き方ができるようになるということです。昨日4/23は「子ども読書の日」。4/23〜5/12までは「子ども読書週間」です。「子どもたちにもっと本を、子どもたちにもっと本を読む場所をとの願いから」誕生した取り組みで、「子どもに読書を勧めるだけでなく、大人にとっても読書の大切さ」を考えましょうという取り組みでもあります。もうすぐ、ゴールデンウィークに入ります。時間がたっぷりありますね。できるだけ、たくさんの本を読みましょう。
また、本年度は図書室前の長机の上に、毎日小学生新聞と朝日小学生新聞の二社の新聞をおいています。ぜひ、手に取ってじっくり読み比べてみてください。きっと、新しい発見があると思います。