全校朝会 校長講話 「自分で考え、行動する力を身に付けることが大切」

公開日
2017/05/30
更新日
2017/05/30

お知らせ

 28日(日)は、さわやかな青空のもと、一人一人のみなさんが輝いた運動会でした。少ない練習時間の中で、本番の運動会であれだけ頑張ることができたのは、みなさんの努力もありますが、先生方の指導と毎日の体調管理に努めてくださったお家の方の協力も大きいと思います。本年度も収穫の多い、次のステップにつながる運動会でした。
たくさんの保護者、地域のみなさんから「子どもたちが、一所懸命に演技や競技する姿を見て感動しました」「子どもたちからたくさんの元気をもらいました」など、多くのお褒めの言葉をいただきました。

運動会が終わり、多くの達成感を得て、一回り大きく成長したみなさんですが、歩みを緩めず、また、次の目標に向かって努力していくみなさんにお話をしておきたいことがあります。それは、「自分で考え、行動する力を身に付けることが大切」だということです。どうして、このような力が必要かということについてお話します。

みなさんは、学級でいろいろな係を担当しています。自分で希望した係だと少しぐらいしんどいことでも頑張りますね。でも、たまたま回ってきた係だと、どうも気持ちが乗らないということになりがちですね。授業中、自分で一所懸命に考えた答えは、間違っていたら、もう一回考えてみようという気持ちになりますね。しかし、答えが合っていても、友だちの答えを写したり、お家の人に手伝ってもらったりした答えは、やったという気持ちになれませんね。要は、自分で考えて、自分から行動に移したことは、頑張ったし楽しんだので、頭や体が一生覚えています。しかし、自分で考えなかったこと、行動しなかったことは、頭も体も覚えていないので、将来の役に立ちません。
みなさんは、これからも自分の夢や目標に向かって努力し続けることでしょう。そのときに必要なものは、知恵と行動力です。学校生活だけでなく、家庭や地域でも、自分で考えて、自分から行動する力が身に付くように、日頃からあらゆる場面で努力することが大切です。